2008年07月31日

詩人の目

僕には詩の才能が、無いんです。
ちいさい頃から学校の国語の時間に詩、
書かされたりするではないですか。
あーれが苦手でしてねぇ。
広告コピーか小咄のできそこないみたいになってしまいます。
あるいは講談の一節か。
もちろん短詩型である和歌・俳句もダメです。
私、文藝部でしたから、
やらされる他にも自発的トライも何度もやってみたんですけど、
あきませんでした。
遂には
「あれは才能で作るもんだ。だから尊敬されるんだ」
などとうそぶいてみたり。
実際、詩人というのは古今東西を問わず、
いや本来貴賎ありませんよ、ありませんけど、
芸術家の中でもトップランクに位置づけられる職業なのです。
それだけ、稀少な能力なんでしょうな。

……と、思ってたんですけども先日「ほぼ日」で
吉本隆明さんの言葉を読んで
あっ、と思いました。

「中流の中以下の人が、
 どういうふうになってるかな、
 どう考えてるかな」
ということだと思います。
それが、その「とき」を
本格的に観察し、解明する場合に、
機能的にいちばんいいと考えています。
人事問題から、経済問題まで、すべてがそうです。

これだ、この視点が詩人の視点だ。
「今を見る」。
確かにそこを見れば、
時代の、人間の本質というものが見えてきますな。
「あたりまえになったもの」。
そこへ入らないものは、
まだ上っ面なもの、本物ではないもの、
つまり本質的ではないものである、
と言ってもいいでしょう。
ケータイなんか思い出すとそうですね。
定年越えたおっちゃんおばちゃんが持ち出して初めて、
ビジネスグッズ・デジタルオモチャから、
みんなのコミュニケーションツールになったのです。

僕はその点、
吉本さん流に言えば、「中流の上」あたりをよく見ます。
「うまく」やってる人はどうやっているのか。
どうしたのか。
それを見てパクリ、学び、応用する。
それによって自分と、周囲を、
まちょっとおおげさに言えば、
幸せにしたい。
言葉を換えれば、
「進歩」ということに執着があるのかもしれません。
愛だ勇気だ正義だと、
それは「あたりまえ」のことではないのです。
やっぱどっか力込めて、
多少無理して、
言わねばならぬことなのです。
でも、
それをやるからこそ、我々は、
天然痘を撲滅し奴隷制度を廃止し
月へ行ったのではないですか。
詩人の視点というのは、
「嗚呼iPhoneでは嗚呼ニコ動が嗚呼見られないオオ」
確かに、確かにそれは
哀愁ではあるのですが、
ここは一丁、
「オレがiPhoneでニコ動を動かしてみせるぜ!」
こういきたい。

僕は、人間とは、
「進化する動物」だと思っています。
ここを失ったら、人間であることの面白みが
かなりの部分、なくなってしまう。
僕もよく、「そのままでいいんですよ」
なんてことを言いますが、
それにしたって、実はこれ言語矛盾であり、
「心の平穏を求める」
というのも方向性は前や上向きではないにしても、
進化のひとつです。
動物達は何も考えてないように見えて、
あの人達の人生にもかなり悩みや苦しみがありますよあれ。
最近ウチの猫には「8歳以上用」フードをあげてるのですが、
やはりそれはあっさり系の模様で、
たまに見るからにコッテリしたプレミアム系のフードを
用意いたしますと、
もう袋が見えた瞬間
「それを!それをくれそれを!早く!早く早くジャストナウ!!」
と叫びまくります。
ああ、ネコも大変なんだと。
好きなものも食べられない。
あの様に比べれば
「今日は体重計を忘れてビールだ」
なんて思える人間の方がよほどおっとりしているものです。
だもんで、
その「進化する」という視点とは違う視点、
「今」に張り付いた視点を持つというのは、
やはり特異な、
人間であることそのものと矛盾した、
存在を引き裂かれるような、
才能と言うよりは性質、性格でして、
石川啄木中原中也宮沢賢治金子みすず、
そらはよ死ぬわと。
そう思うと、
自分にからっきし詩想が無いことに
ちょっと感謝したりしました。

もちろん、視点を自在に移動できる
ドライビングでいうところの
ジャッキー・イクスみたいな
オールラウンダーも居るんでしょうけども。
あと、
そういう視点で観ると、
正岡子規の句はダメだ(笑)
張り付こうとして張り付いてるんです。
だから、理で作ってるというか、
いや、そう、理で作ってたわけですけども、
詩とはそういうものではない。
あの人はたぶん本質的には散文家で、
現代に生きていれば一級のエッセイストになったはず。
しかし、
「本人の望まないポジションで己を客観化したときに
 異様に力を出す」
というのもこれまた人間の不思議な性質でして、
そういう機械に自分を仕立て上げてしまうのですな。
雑念無しで目的に向かって驀進できるという。
あの人にああいう仕事を命じた
運命の女神様というのは実に悪戯だと思いました。
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2008年07月30日

ちらしずす

なんとなくうまく行かない時は
この大仏様のように温厚な私もイライラします。
今日など夕食時に
「えらい雷鳴ってこんなこと昔はなかったわ!
 地球はどないなんねや!」
と嘆く母に
「……う〜ん……」
と生返事を返してしまいました。
親不孝な僕を許してください。
ちなみにちらし寿司だったんですけどね。

「ま、地球全体のシステムの大きさと歴史の長さから見れば
 この程度の気候の揺れは異常でもなんでもないよ」
というのが10代の私の応え。
「ほんまやな! もう人類は終わりかもしれん!
 ……おかわり」
これが20代の応え。
30代中盤の今は、
どう応えて良いのか、
わかりません。
「正解」(に近いと思われるもの)がいいわけでもないし、
「喜ばせる回答」がいいわけでもないし、
ケースバイケースっていうほど頭使うのもめんどくさいし、
好きで選べばいい、ってこんなもんに好き嫌いもないし、
さりとて、応えないというのも気ぃ悪いし。
つまり、
どこをどうやっても、生きるってのは面倒なことで、
悟りなんて無いんじゃねぇか、
というのが昨今の私の悟りです。

あのちらし寿司っていうのは
女性は酢が大好きですから
我が家の二人も貪り喰うんですけど、
味がずーっとおんなじなので、僕ちょっと苦手なんです。
いや、最初は美味しいと思うんですよ?
でも途中で飽きる。
ちらし寿司に限らず混ぜものは全部そうで、
ピビムパフとかもなんかこう……
売り物のちらし寿司ですと
づけマグロや平たい車エビあるいはいくらなんかで
アクセントをつけることができるんですけどね。
いやいや、母がちらし寿司を作ってくれる、
それだけでもありがたいことですよ。
なんと今日はですね、
そんな私の文句を聞いていただいて、
高野豆腐とじゃこ以外の具、
しいたけ・お新香・胡瓜・シソ・うなぎ
を自由トッピングという新システム。
お好きな具をお好きなだけ。
途中で追加もできるよ!
これが、
べらぼうにめんどくさいの。
ああ昔からの知恵には生半可なことでは
逆らってはいけないと思いました。
おかあさんごめんなさい。
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2008年07月29日

27時間

三宅さんがプロデュースした
さんまさん司会の「27時間TV」は、
まるのまんま「ひょうきん族」であり、
もうすぐ37歳かな〜り愉しめました。
つか、
こんなにTV観てゲラゲラ笑ったの久しぶりじゃないかと思うぐらい。
2日目の夕方に「ネプリーグ」やったんですけど、
ひょうきんオールスターズと題して
さんま・鶴太郎・邦子・サブロー・アダモちゃん
ですよ。
泣けてきましてねぇ。
それがまた絵面が未だに豪華なの。
って、それはよくないことだよね。
この人ら20年前の人らやでと。
若手がんばらんと。
まあ、あの頃がTVの黄金時代だったのかもしれないですが。
ちょっと知人と話してましてNHK朝の連続ドラマの話になり、
その人が「今のあんまり面白くない」と。
私観てないのでなんとも言えないのですが、
そういえば視聴率良くないとか聞いたっけ、
と調べてみれば、
ほらネコもシャクシもみんな朝の連ドラ観てた頃、
80年代後半から90年代初頭、たとえば
斉藤由貴「はね駒」(86年上期)
平均視聴率41.7%、最高視聴率49.7%。
桁が違いますな。
今じゃこの半分も取れるかどうか、ですから、
単純に考えるとスポンサー収入も半分、
使えるお金も、半分。
「最近のTVはつまらん」とその頃を知ってる人間が
言うのも無理はないかもしれません。
もちろんコンテンツですから、
金がどんだけ掛かったかなんて本来は関係ないはずなのですが、
そういう風に作るにはそういう風に作る必要があり、
「ひょうきん族」観て育った僕らぐらいの世代が
ディレクターをやってるとすると、
それはキッツイなあ、と他人事ながら
ご同情申し上げる。
上も社会もまだ夢の中だからさ、
コンパクトにやろうとするとそれだけで叱られたりね。
あるいは無事やり遂げたとしても
そこは全く評価して貰えないとか。
極端に言うと、
20億掛けて20%取るのと
2000万で15%取るのだと
前者が評価されるわけですよ。
そんな時代じゃないでしょう、と。
まあ、
好きで選んだ道だ。
がんばってくだされ。
深夜さんまさんと中居メンバーがさんまさんの
「今年気になる女性」で盛り上がるコーナーがあり、
ガソリンスタンドの女の子からAV女優さんまで、
本人が出たりメッセージが来たり電話が繋がったり、
でもいいところまで話が進むと、
必ずフラれるんですさんまさんが。
つまりそういうツクリね。
だから安心して観ていられる。
ああ、
僕が若い頃に観てたバラエティって、
いい加減なように見えて、
よ〜くできてたんだなぁ、
と感心しました。
TVはやっぱり、安心のメディアですよ。
ラジオやネットと違って。
それから楽しそうなんだ、
さんまさんと絡むと紳助さんもたけしさんも。
画面全体に無理が無い。
ああそうそう、この感じがTV観てるって感じだよなぁ……
と感慨にふけりました。
今の若い人は、どう思うんだろう?
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2008年07月28日

雑記

・DECOチョコ届きました。
あたりまえですがちゃんとできてまして、
あの少年の日に口に放り込んだチョコに
自分のイラストが描かれてる様は、
ちょっぴり感動しました。
絵柄はまあご想像の範囲内です。
コミケ当日お買い上げの方に進呈いたします。
パッケージ3種類(味は同じ)から選べます。

・証券会社OK。
創業大正7年、今も昔も個人のお客様と共に歩む
松井証券
さんにwebよりお願いしてみましたところ快くOKでました。
以前トライした2社の対応とえらい違いでして、
時代の流れと共に進化してるところそうでないところ、
いろいろございますようですよあの業界も。
しかしネットが一番親切ってのも
世知辛い世の中やなぁ、と思います。

・故障したVAIO。
光学ドライブの初期不良扱いで本体まるごと交換でした。
暑さで頭がいかれてたのか、このわたくしめが
販売店保証書だけ持ってって
メーカー保証書を忘れるという
まさにボーンヘッドをしたのですが
Joshinの店員さんは快く「また持ってきてください」ですよ。
ありがたいありがたい。
動かしてみますと最初の個体より
なんとなくキビキビ感じるのはプラシーボかしら。
しかし、
HDDにしろ液晶にしろジリジリ進化してると思うのですが、
光学ドライブだけは劣化してる気がしてなりませんな。
機械はメカ的に完成域に達するとあとはコストダウンに走るので、
光学ドライブ(特にDVD系)も
そういう時期に達していると思うのですが、
まそれにしてももうちょい信頼性を下げないで貰いたいもの。
1万回転だかで回すからムチャしてるのはわかるんですけども……
そう考えると、
光学ドライブとHDDが無くなれば
コンピュータの信頼性はかなり向上するのでは。
次ノート買うときはSSDで0スピンドルじゃ〜〜〜。

・ATOK2008も導入。
スキップしようかなとも思ってたのですが、
「Mac&Windows(2本入り)が限定パッケージ!」
といういつもの文言に負けて買いました8400円
(ATOKユーザー優待価格)
ま、まあほら、LeopardとVistaを
最初から念頭に置いた初めてのATOKだしうんぬん……
使い勝手は変わらず!
むしろその変わらないところがいい。
でもなんとなく向上していってるので、
元に戻そうとは思わない。
Vistaは正直言うとXPに戻したいです……
それはともかくATOKよろしいですよ、万人にお勧めです。
秋からは月300円で使えるプランも登場します。
一度試してみて虜になってください。
いやジャストシステムが潰れると私ら本気で困りますもんで……
いつの間にかパソコンで使える日本語入力システムは
純正品とATOKだけになってしまいました……
「ことえり」も悪かないんですけどね。
数ヶ月使って普通に使えました。
が、変換効率以外の細かい使い勝手の面で
未だにATOKは他の追随を許さない。
結局ガマンできずに2006を買ってしまいましたよ。
これからもさらに
「使ってることを意識させないような」
いいものに成長していただきたいデス!
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2008年07月27日

映画「東京オリンピック」 市川崑 監督

ろみゅさんのエントリを見た後
http://romyuff.blog62.fc2.com/blog-entry-108.html
NHK-BS2の放送を拝見。
すばらしい。
事実がまずいいですな。
あの今やスポーツ大国カメルーンが
64年にはわずか2人で入場行進とか。
人々の顔もいい。
応援に駆けつけた外国人の方々の真剣なまなざしもよろしいのですが、
ねんねこに赤ちゃんくるんだまま熱心に競技や選手を見つめる
当時の日本の人々の顔がまた純朴そのものでね。
聖火ランナーの青年が、聖火台の隣にたどり着くと、
ニコッ、と微笑むです。
自然で優しく誇らしげで、いい笑顔でねー。
選手達もいいですよー。
「歴史の先生」とか「自動車修理工」が
金メダルを獲れた時代なのです。
そういう、顔をしてるんですよね。
今の日曜ランナーの延長の。
プロの顔じゃないんです。
そこがいい。
必死さに雑念が無い。
(もちろん今のトップ選手もそうなんですけれども)
休憩明けの「チャドから来た青年」の話とかね。
もちろんたった一人の代表選手、
「父は天然痘で死んだ」
そんな時代ですよ。
わずか40年前なのに。
自転車の競技、八王子走るんですが、
ど田舎なんて生やさしいもんじゃない、
超アジア。
まあアジアなんですけど。
茅葺き屋根で水田の畝が低く区画もまるで整備されておらず
つまり手で稲をお育てだったんですな。
江戸時代を海外からきた選手がレーサーで走るんです。
やっぱりイタリア人優勝。
あるいはマラソンでね。
東京の街走るんですけど、
ひっくいの。
ビル無いの。
あの代々木から出るど都心が。
道幅が相対的にやけくそに広く見えましてね。
今と同じはずかむしろ今の方が広いはずなのに。
ああ、無理してんだなぁ、と。
無理といえば、
そのマラソン、オリンピック最後の華、でね。
円谷幸吉選手が銅。
1位「裸足の」アベベは独走、
それを孤独に追った最後の最後、
トラック入ってきてから抜かれて3位です。
瀬古対イカンガーの逆パターンですよ。
それ見てる全国民、いや全世界の前でね。
悔しい負け方じゃないですか。
そもそもね。
筋骨隆々さすが自衛隊員、
つまり長距離の体格じゃないんです。
当時の他の選手と比べてももちろん今の基準で言っても。
無理に無理を重ねて42.195km。
ちょいと調べるとなんと初マラソンからわずか7ヶ月、
そもそも1万にも出てるんですよねこの大会で。
それでも。
それでも表彰台で、
代々木の空に上がる日の丸を見て、
にっこり微笑むんですよ。
「やりきった」という。
それを監督はどアップで抜くんです。
ご存知の通り彼は数年後自殺します。
不運と不幸が重なりに重なった挙げ句、
「幸吉はもう走れません」
誰一人責めず、自らの不運をことさらに嘆かず、
ただ家族と共に食べたものを
「美味しゅうございました」
と列挙するあの遺書は涙なしには読めません。
不謹慎な例えですが、
もし遺書文学などというジャンルがあるならば、
日本代表に推したいほどです。
無理してたんですよ。
本人も無理したし、周りも無理をさせた。
それでも子供達に向かって、
「立派な人になってください」
と語りかける。
人の気持ちはその人にしかわかりませんが、
その言葉を言え、
またあの表彰台であの笑顔を見せることができまた、
それを永遠に留めてくれる監督が居た。
それだけでも、
とても幸せな生涯だったのではないか、
と思います。
この大会と、70年大阪万博を知る世代が、
ことさらにこの二つの国際イベントに
執着する理由もよくわかる映像でした。
夢と希望の玉手箱、だったんですよ。
五輪と万博は。
でもそれは、
五輪が万博がもたらしたものではなくて、
円谷選手はじめ選手スタッフ、
「この日のために」会場をはじめとしたインフラを整備した人々、
声をからして応援した普通の人々……
の、多少無理でも「よしやるぞ」という気持ちがもたらしたものである、
と思います。
金やクスリの匂いなんか、これっぽっちもしない。
監督はそこを、非常によく描いておられました。
巨匠とは、人間を描ける芸術家のことである。
名作とは、人間を描いた作品のことである。
だとすれば、
もちろんこの作品も名作ですし、
東京オリンピックそのものも、
名作だ、と思います。

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2008年07月26日

本「色彩論」 ゲーテ(訳:木村直司)



んー……わからん(笑)
どうも還元的手法に対して異議を唱えてるところなどが
再評価されてるらしいのですが、
つまり自然を自然として総合して見よと。
そんなことはワシでも言うとる(笑)
まあ、西洋人的には反省材料なのかもしれません、
「ああ偉人ゲーテがこんなこと言ってたね」
と。
でもその捉え方自体は優れていても、
じゃ各論として「納得のいく」
(これはあくまで現代人である私が、なので、
 そこもちょいと加味しなければいけませんが……)
説明というか理論というか、
が提示されているか、
というと、はっきり言って全然です。
終始些末な実験結果と妄想理屈がダラダラと並列され、
「結局なにが言いたいねん」
と始終ツッコミを入れたくなります。
たぶん、だから、ゲーテ本人も、わかってない。

エッカーマンの「ゲーテとの対話」は名作でして
一読をオススメしますが、
そこでもゲーテは非常に優れた
詩人・劇作家・政治家・教育者・一家の長、
一言一言いちいちうなずける名言を吐くのですが、
話がこの色彩論に及ぶと豹変。
突然訳のわからないことをいらだたしげにまくしたてる
老人に早変わりします。
エッカーマンものすご気遣ってわからないところ質問するんですが、
「わからんお前がアホなのじゃ!」
みたいなノリで終始不機嫌。
ビックリしますよ。
ゲーテは本当に文学者としては言及するまでもなく
超つきの一流で、
新潮の「ゲーテ格言集」は絶対のオススメです。
なんかいろんな人がたくさん言葉集出してますが、
この格言集ほどの濃度の格言集を僕は知りません。
いや、誰が格言集を編もうと努力しても
これ一冊に敵わないぐらいです、ちゅーか
僕去年の年末にそういう
「いい言葉集」を同人誌で作ってまして、
これ開くといくらでも採ってこれるので
ほおっておくと
「ゲーテ・ゲーテ・ゲーテ・ゲーテ……」
になるのをなんとか耐えました。
そのぐらい凄い男です。

ですから、この本は、
18世紀末という時期に、
これだけの大知性、人類史上屈指の知性が、
「自然っちゅーもんは全体として把握せなあかんね」
てなことを、
なんとか一般化しようと奮闘したあげく、
還元主義者達のリングへ自ら乗り込んでいって
血まみれになった、
その記録、
人類の知の遍歴の大いなる一ページ、
と捉えるのがよいのかもしれません。

わたくしもライフテーマにしていますが、
「総合的把握」
それは突き詰めれば「悟り」みたいなところは、
非常に言語化・論理化が困難で、
どうしてもこういう、
詰め将棋問題集みたいになってしまいます。
それ一個一個をピックアップすると
「おお」と思えるんですけど、
それを体系化できない。
すくなくともしにくい。
そのやり方を人類はまだ、持ってない。
仙台の牛タン屋のオヤジが一人前200gを
1g違わず一晩何十人前切り分けるわけですよ。
この感覚は、なんやと。
現状で説明なんかできっこないわけです。
これを説明できる「今とは違う」
オルタネイティブがあるはずだ、
ってところまでは想像がつくんですけど、
そこ踏み込むと地獄道一直線だってのは
すぐわかるので、
みんな踏み込めないんですな。
まあ、
ただ、
200年経って、
彼を笑った科学者の中にも、
「いや。なんかあるのはある。
 ただし職業柄そこへはなかなか踏み込めない」
という認識は持ってる人が増えてきてる気もします。
むしろ普通の人の方が、
「光と闇がぶつかり合うところに
 色が生まれるんだ!」
なんて言葉を素直に聞けるかもしれません。
というか、
「『色を決める』ことが職業」の人が
これだけたくさん居る社会を見れば、
一番喜ぶのはゲーテじゃないかと思ったりも、します。
その孤独と懊悩に想いを馳せますと、
彼の作物としては
異様に完成度の低いこの書物に、
彼自身が死ぬまでへばりつき、
社会も長年にわたり黙殺せず
ズルズルと「なにかが書いてあるな……」と
頭の片隅に置き続けた理由が、
ほんのりわかってくるような気がします。

天才は、孤独ですな。
黙っていればなんの問題も起きないことを、
黙っていられない。
だからこそ人は彼を畏れるのですが。
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2008年07月25日

ダイソン ルートサイクロンクリーナー DC22 ddm turbinehead



買いましたとも!
「(故障した)VAIO預けに行くんやったら
 ついでにダイソン買おか」
でかい「ついで」やな。
私はこの人の息子だと思ったよ。
選んだのは最新のキャニスタータイプ・DC22の、
これモーターがデジタル/ノーマル、
ヘッドがモータード/ノーマル、
で4機種あるんですが
デジタルモーターでノーマルヘッドのモデルです。
近所のJoshinでAmazonどころか
価格com最安値をブッチギる68000円でした。

も家帰って使ってみて母と二人で大笑いですよ。
吸う吸う。
あのクリアビンにネコ毛や埃、埃未満の細かい、
なんなんでしょうあれが噂のダニの死骸ですか、
エジプトで考古学でもやってる気分になれる
砂漠色のゴミがとにかくびゅんびゅん取れます。
応接間、ま、10日に1度ぐらいはちゃんと
掃除機も掛けてるんですよ?
で、動かすともう……
ちょっとしたホラーです。
ハモりました。
「「こんなところで生活してたとは」」
いや、ちゃんと掃除機かけますとね、
見た目からキレイになるの。
一切片付けて無くても。
台所は板張りなのですが、これ掛けると、
まるで拭き掃除したみたいに輝くんです。
もう使い出して3分で
電化製品マニアの親子絶叫。
「「これは7万の値打ちある!!」」

いやたぶんね、紙パックの普及機でも、
最初はこんな風に仕事してくれてるんだと思うんです。
ただダイソンの売り文句にありますように、
こいつはこの仕事力が「ずっと続く」ので、
掃除時間あたりの吸引量はたぶん段違い。
あと仕事の成果をはっきり見せてくれるのが
ローマ帝国時代からアピールの巧い欧米の製品だと
思います。
やっぱきっちゃないんですよ。
ゴミは。
それをね、日本のメーカーは
その部分を色つきにしたり不透明にしたりしてボカすでしょう。
それがもちろん日本文化の粋ではあるのですが、
現実は、現実なんです。
ゴミは、ゴミなんです。
デザインにも現れてますでしょう、
日本製品は主婦の友フレンドリー、控えめに
「あなたのお掃除お手伝いさせていただきます」
ちょこんと物置で出番を待ってますと。
コイツは違いますよ。堂々と
「掃除ならオレにまかせろ!!」
アレック・イシゴニスやコーリン・チャップマンに通じる
メカニカル・ジョンブル魂ですよ。
そう逆に言うと、
「仕事道具」だから、
玄関にも置いておけるんです。
TVとかパソコンを納戸の奥にしまったりしないですよね。
冷蔵庫や洗濯機が倉庫にあったりませんよね。
オレは職人だここに居てなんか文句があるかと。
それは文化の違いなので、
どちらがいい悪いではないのですが、
こういう「姿勢」もアリだなぁ、と思いました。
ま、海外製品だから許される、というところもある。
これ日本のメーカーが蛮勇奮ってやったとしても、
「もっと普通のカタチがいい」
とお客と営業にボロカス言われて一世代で終わりですな。
黒船に弱いのよ、我が国はいつもいつも。

まとにかくですね、
今までの「掃除機体験」とは全く別個の体験が可能です。
スペック上のサイズやウェイトから(あと価格)、
一つ前のDC12の方がネットでは人気ありますが、
細かい改良加えられてますし、
どうせキャニスターなら1kg前後の重量増は
どっちでもいいんじゃないかなぁ。
モーターはデジタルがオススメ。
ノーマルはパワー調節機能が無いんです。
保証も5年になるから延長保証とか要らないし。
ヘッドは好き嫌いですね。
僕はあんな衝撃がぼんぼん加えられ
振り回される部分にエレキ仕掛けを入れるのは
ちょっとどうかなと昔から思ってるのと、
あとヘッド重いと取り回しが悪い。
ダイソン的にはノーマルヘッドで十分という判断だそうで、
(イメージカラーの黄色もノーマルヘッドですな)
「モーターヘッドは日本の顧客からの要望」
での追加だそうです。
ま、絨毯に非常に強いですからね、
絨毯面積の多いちょっと前のマンションとかにお住まいですと
モーターヘッドの方がいいかもしれません。

欠点は、よく言われますとおり
爆音。
ただし音質は風切り音成分が多いからか、
あまり嫌な成分がなくて、「うるさい感」は低いです。
あとデジタルモーター機はいちおう
「ウィスパーモード」という「弱」があって、
これならまあ夜でも使えんこともないかな、という感じ。
あと重さはね、
各社のトップモデルやっぱ重いですから、
同価格帯で比べればそうは問題にはならないかと。
これはホースがかなり長くて、
本体の機動性にこだわる国産機と違って、
本体は動かずにホースやヘッドを動かせ、
というコンセプトですな。
いやまあ、
音が鳴ろうが本体が重かろうが、
クリアビンにみるみるゴミが溜まっていく様を見たら、
アバタエクボで許せちゃいますよ。
そのぐらい衝撃的。
なぜ、
なぜもっと早く買わなかったのかと。
永田農法のトマトを初めて食べた日、
ADSLが開通した日に
匹敵する驚きと喜びでした。
掃除機に7万は高い?
そんなセリフはあのゴミ・ホコリ・ダニを見てから
おっしゃいなさい。
健康は金では買えませんぞ!!(電機メーカーの回し者
排気がまったく臭くないんですよ?
お掃除が大好きになりそうです。

DC24、ボールテクノロジーのスティック型、
も試したんですが、
確かに接地してると軽快な動きなのですが、
いかんせん持ちあげると重い。
スティックのいいところは機動性ですから、
ちょっと中途半端かなぁ、と。
あと細かいところを吸うときには差し替えギミックがあるのですが、
これもちょい面倒。
で、オーソドックスなキャニスタータイプにしました。
でもこれも2世代ぐらい進むとよくこなれるかもしれません。

たぶん「コイツに負けるな」ということで
国産機も上位機種は素晴らしい性能を備えていると思います。
最新掃除機の世界も、奥が深いですぞ〜!

posted by ながたさん at 00:01| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記・コラム・つぶやき

2008年07月24日

単元未満株式

最近、バテてます。
週末などビールをちょいといただきながら
FFやってましたんですけどこれが中尉アサルト
キラーロード作戦というヒリヒリの戦いでして、
「さあのるかそるか!」
ってところで心臓が痛くなりましてね。
キリキリと。
この死に様はイヤーッ!
……と思いつつコントローラは握りしめたまま。
連続魔発動してひるみまくりながらも
サンダーIIIを撃ち続ける私に惚れ惚れと……
まあそのあともうひとつ、
スサノオ作戦ってのをやっちゃう程度の
胸の痛みではあったんですけども。
つまり
お酒とゲームを両方いっぺんにできない歳になりました……
おじいちゃんおばあちゃんが
シャープ兄弟の流血を街頭テレビで見て
ショック死した感覚もわかりましたよ。
だんだんね、弱くなる。
弱くなる。

さらに昨日は不慣れな株のことをやってましてバテました。
結局、おばあちゃんが天に召されるまで放置しようかと
思っていたのですが、
とりあえず売買するときには電子化後も
証券会社を通すことが必要らしく、
しかも放置したままですと
株ごとにその会社の特定口座なるもので管理されるために、
売買もその株ごとにせねばならんという面倒が……
しょうがないのでしかたなく整理に着手。
まずね。
何株持ってるかもわからん(笑)
といいますのも、
株って分割とかで
(ライブドア事件の時に話題になりましたな)
既存の株主に無償で配られる分などもありまして、
また数年前から紙の株券を発行しないことにもなっており、
(会社が名簿で管理する)
手元の株券以外にも実際にはいくらか所有してたりするんですな。
「登録株」と申します。
甚だしきは手元にゼロでも持ってたりする。
そういう場合には、
その会社のweb行きますと、
「投資家情報」みたいなコーナーに、
「証券代行会社」が載ってます。証券会社さん。
そちらに電話掛けて、会社名と名前と住所を言うと、
現在の所有株式が判明します。
んでそれを把握しましたら、
単元未満株の「買取」または「買増」という制度が
たいていございまして、
たとえば単元株1000株で、自分は800持ってると。
200売ってくれと言いますと、売って1000にしてくれますし、
(もちろんお金は払いますよ、時価)
その800を買い上げてもらうこともできます。
(これも時価)
20とか30なら売ってしまって整理してもいいですし、
700800持ってるなら、今株バカ安ですから
長く持つと思って買っちゃうのも良いですな。
配当もバカにはできませんよ。
最初のコストを度外視すれば、そんなに絶好調な会社でなくても、
預貯金よりははるかに利回りいいですから、
株安の時こそ配当や株主優待(インカムゲイン)狙いで
買うのもありです。
なぜ単元株かといえばそこから株主優待制度があったりするからで、
まあ別に無理に整理しなくてもよいのですけども。
その申し込み用紙もその証券会社さんのwebから
ダウンロード・印刷でOK。
もちろん用紙の郵送を頼むこともできますけども。
あとはその用紙に記入し本人確認の書類と共に郵送です。
手元に株券ある場合はそれも同封し配達記録で。
うちは今ここ。
次はこれら全部OKが出て整理が済んだら、
証券会社の選定・株の入庫が待ってます。

ともかく、
「現状把握」が問題解決のまず第一歩だ、
と改めて思いました。
あと、
「わからない」というのが一番しんどい。
これも上のように書くと面倒だけど簡単な作業、
に思えますけれども、
「こうすればいい」というのにたどりつくのに
吐き気を催すような苦闘の半日があり、
ここがしんどい。
いや居てますよ友達に証券会社勤務。
そやけどね、それは僕に
「お前元シャープやろ、うちのTV壊れたから見てくれ」
というのと同じで、たいていダメなんですよ。
だもんで、
こういうのをやってくれる人居ないかしらと思います。
いやお金周りだけならフィナンシャルプランナー?
あんな方にお願いすればいいのかもしれませんが、
パソコンが壊れましてね。
こないだ買ったVAIOが。
どうも症状的にドライブの初期不良だとしか思えないのですが、
やりましたよ一応リカバリ。
あれリカバリ時間掛かるじゃん。
んでイライラしつつ「どうせドライブだろ」と
思いながら待ってる時に
「筆ぐるめver.15をインストールしてます……」
とか出てくると窓から放り出したくなりますよね。
ああいうのもさ。
あと掃除機が不調なんですよ。
電源ボタンをね、2回押さないと動かないんです。
やはりダイソンかと思うわけですが、web見てると
22、12、そしてボールテクノロジーの24と
目移りしちゃうわけですよ。
どれがええのと。
こういうのもさ、
つまりこういうのを全部なんでもかんでもやってくれる
「僕におまかせ!」って人がいたらなぁ……
ってそれが「執事」とか言う人ですか。
ああ格差社会格差社会、
お金持ちはこんな苦しい思いをせず執事におまかせですか。
僕もう執事になろうかしら。
大金持ちの小生意気なお嬢様にこき使われるような。

「和久ー!ちょっとパソコンが壊れたんだけどー!!」
「はいお嬢様。……これは壊れたのではなく、
 バッテリが空になったのです。コンセントを挿せば動きます」
「わっ、わかってるわよそんなこと!!
 ちょっ、ちょっと和久を試してみただけ!!」
「ほっほっほ。引っかからずに申し訳ございません」
「イーッだ!」

はい今日の妄想はここまで。
まとにかくですね、
お金の絡むようなことは自分でやる、
そして、
自分で管理できるようなことしかしない。
「おばあちゃんこの通帳の『○○ハイトウ』ってなにこれ
 株券無いけど」
「さぁー……昔持ってたんや」
母登場。
「それは売った先の人が名義を書き換えてないんちゃうか」
「んなわけあるか。この世知辛い世の中に」
結局上述の「登録株」というヤツだったわけですが、
こんな有様ですよ。
たぶんどこのご家庭でも。
若い子はご存じないかもしれませんが
バブルの時まさに狂乱でして、
文字通りネコもシャクシも株・不動産やってたんですって。
今の比ではない。
うちに昔居たシャム猫株持ってましたもん。
んで熱冷めて、株価も下がって、
売れなくなった株をそのまま塩漬け。
そんな感じで、
我々団塊ジュニア世代ですと、
おとん・おかんあるいはジジ様ババ様が
こういう未整理な株を抱えているおそれ大です。
これを機会に整理に着手されてはどうでしょう。
まあ、ややこしいですが、
動かんと事態は進展しません。
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2008年07月23日

雑記

夏休み突入、長居プール(屋外)の横を通りますと
子供達の歓声が聞こえてきまして、
「ああいいなあ、プールか、久しぶりに行こうかなぁ」
と柵の隙間から覗きますと、
温泉。
なに、食器洗い機の中みたいになってた。
府知事(市長でも可)にはプール作ってもらいたいと思います。

・今日の780G
最近は新しいPCを組んでも(買っても)
OSその他はあまり弄くらなったなぁ……
と思ってたら、BBWatchで
スタパの兄貴のデスクトップと作業場公開。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/desktop/22532.html
やっぱり年を経ると、
だんだんそう(クリーンに保つ)なりますよねぇ。
ひとつにはデフォルト状態での使い勝手が
相当上がったこともありますし、
やっぱりパソコンって、
どんなにチューンしても
2〜3年すると新しいマシンやOSの方が
総合的な使い勝手良くなってくるんですよね。
「本質的進歩はしとらん」
とか偉そうに言ってみても、
やっぱりATOK14よりATOK2008の方がいいわけです。
こまか〜いところで。
そのたびごとにゴチャゴチャ弄るのもうめんどくさい。
今回でもThunderbirdのメールボックスの位置が
XPとVistaで変わってて、
難渋しました。
それだってそれ一発で1時間ロスですからね。
そんなのがいくつかあったらもう大変ですよ。
だからもうできるだけストック(デフォルト)で使って、
次のが来たらまた一から。
それが結局は、
心理的なコストが一番安いような気がします。

そして後段の、
「できる人は整理ができてる、
 テンパってる人は物理的にもテンパってる」
というのも僕も賛成票一。
整理整頓にもいろいろありまして、
一見ぐちゃぐちゃでもその人にとっては
必要なものがすぐ出てくる状態もあり、
また無整理式整理法といいますか、
本当に身の回りの大事な物だけパッと用意できるようにして、
あとは整理せず放置する、これもまた整理法のひとつです。
ブラウザのブックマークとかそうなりません?
「いつもの」みたいなところに10個ぐらい入ってて、
あとはどんどん溜めはするけどもう見ない、
みたいな。
ブックマークに絶対あるはずだけど、
探すよりぐぐる方が早いしね。
そういう整理法もあるので、
外見からは実はわからない。
のですが、
確かにテンパっている人は
「優先順位づけ」ができてないことが多く、
そういう場合、ぐちゃぐちゃなのはもとより、
ちゃんと整理できてるように見えても、
ただカタチとして整頓してるだけで、
実際は重みづけみたいなのができてないから、
巨大な倉庫に積み上げてるだけ、
なんてことも多いです。
現代社会は本当にさまざまな
「やったらいいこと」
が溢れすぎてて、ほおっておくと
だーっと大量のプロセスが待ち行列に並ぶ。
でも実は本当に大切なコトって、
「やるべきこと」
って大昔から、ギャートルズの時代から
そう変わって無くて、
そんなに無いんですよね。
常に整理整頓をして
それを明確にするのもいいですし、
逆にもうまったく整理を放棄して、
「ほんまはあれもやらなあかんこれもやらなあかん……
 でも!
 今はこれが一番楽しい!」
ってなやり方もあるかもしれません。
「あとまわしにできることはあとまわしにする」
というのも立派な整理術です。

僕も年がら年中テンパってますので、
せめて机の上とパソコンの中ぐらいは、
整理していきたい。
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2008年07月22日

本「世界がキューバ医療を手本にするわけ」 吉田太郎



フィデル(カストロ)があまりにもカッコよすぎる。
医療研究所を建てて
「ここはキューバのためだけの施設ではない。
 全人類のための施設なのだ」
大災害時の国際的医療援助もものすごいそうです。
05年の大地震時に助けて貰ったパキスタンの作家曰く、
「いま、愛について新たな言葉を学びました。
 それは、キューバです」
やってることは、最近よく話題に上る、
ホームドクター制であるとか、
代替医療の積極的活用であるとか、
医師の教育も2年次から現場で、とか、
そういういわば「なったらいいな」なことなのですが、
それを実現してしまう国民の馬力。
しかもそれを、経済封鎖とソ連崩壊で
青息吐息のどん底でも着々と進めていった、
というのがこれまた凄い。
むしろ、そういう酷い状況だからこそ、
「これで打開するんだ!」
という知恵とエネルギーが湧いてくるのかもしれませんね。
独裁者そして彼のおかげで苦況に立つこともあるにもかかわらず、
カストロ(元)議長が人々の支持を得続けてるのは、
本気で世界中を幸せにしたいと思っているからですなぁ。

私達は日本人ですからのんべんだらりんと
健康保険について「高いなぁ」とか感想を述べますが、
近年ほころびと無理が目立つとはいえ
あの国民皆保険システムは
世界に誇れる政策だそうです。
アメリカで事故に遭った友人が病院で
診察の前にまずもって保険の有無や形式を問われ
使用許諾のサインを求められた話を聞き、
そんなもん日本でやったら全員が
モンスターペイシェントと化して大暴れですよ。
ですが考えてみればそれが普通。
古今東西の悲劇のモチーフのひとつに
「貧しくて医者にかかれない」
がありますが、今の日本ではかなりレアケースで、
それだけでも素晴らしい。
ことなのですが、それにもましてキューバは無論、オールタダ。
この本読みましてもやはり、
外国人でも医師と教師だけには市民権を与えた
ローマ帝国ではないですが、
医療と教育ばかりには経済効率度外視で
最善を求めてもいい気がしますね。

ただその、バラ色の話ばかりではありませんで、
そのお金どこから出てくるかと言えば
ベネズエラが豊富な石油を元に
いわばパトロン役をやってるから、だそうで、
ほなその石油どこへ行ってんねん、といえば
もちろんアメリカをはじめ資本主義先進各国。
難しいもんですな。
武器、それがハードなものであれソフトなものであれ、
が無ければ革命はできませんが、
その武器はどこからくるのかといえば、
無から生まれるものでもない。
旧体制あるいは別システムから供給されるわけです。
まそれでも、
全体で見れば、
キューバの人達は(この本を読む限り)
健康に関してはかなり幸せそうで、
理論的にも実践的にもパーフェクトでなければ革命ではない、
というものでもありますまい。
やれるところから、少しずつ。Rがついてなくてもいいのです。

オルタネイティブ、
「別のやり方がある」
と頭の片隅に置いておくこと、
できればトライしてどんなものかちょっと舐めてみること、
これは非常に大切ですな。
そのやり方を採用しないにせよ、とても参考になる。

あと、「やればできる」。
「やる」までにぐでぐでしちゃうのが人間なんですけども、
ただ、やればできる偉大な事例のひとつとして、
勇気は湧きます。

著者の他の書物も挙げておきます。
読みたいんですけど、いかんせんちと高い……
こういうのこそ新書700円で売りまくるべきではないのか。

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2008年07月21日

雑記

・今日の780G
GX70(スピーカ)を引っ張り出してきて接続。
音いいわ〜。
というよりも、やっぱりP1は「テレビ」でして、
部屋一杯に滞りなく聞かせるような音作り、
GX70はPC業界に噛むのに変にご執心で
ついにパソコンメーカーまで買っちゃったONKYOが
気合いを入れたPCを音源とするニアフィールド専用スピーカ、
とどのつまりは「餅は餅屋」ということで。

・18禁の話題ですが
成コミなんか新しいのないかな〜、と
「まんが王倶楽部」を久しぶりにチェックしますと
「今年の」1位がこないだ出たばかりのハナハル先生。
ちょっと笑いました。
とりあえずてりてりお先生の新しいのが出てるので
明日買いに行こう。
私はチキン健太なので、
成コミ買って家帰るときいつもドキドキします。
交通事故に遭って鞄が飛んで中身が散らばらないか。
三杉君のように心臓麻痺で倒れて、
「そんなにワクワクしなくてもいいだろう……」
と葬式で友達に泣いて貰うのか。
下手に飾れるような表紙だと祭壇に飾られたりしてねぇ。
かといって、
Amazonに頼んでもですね、
届くまでに心臓麻痺で死んでしまったら
葬式とか一通り終わってから開けた母が泣くだろうなぁ、と……
遺言状には「僕宛の郵便物は弟君が開封のこと」と書いておこう。
もう20年近く
いやごめん嘘つきました、えー23年ぐらい?
成コミ買ってるんですが、いつもそこにドキドキします。
中身じゃなくて。
いやむしろ僕はこのドキドキを得たいがために
買ってるのかもしれない。
最近は「エエ歳して……」というのが加わって、
ますます複雑で玄妙な胸の鼓動を感じています。
スリルのためにすべてをオレは賭けてもいい・AH〜
「美の壺」で成コミをやるときは出演してもいいですよ。
座敷一面に散らべた成コミを愛おしそうに愛でるシーンから。
……いや。
成コミこそ「日本有数のコレクター」になると、
それこそ「全部もってる」とかそういう猛者がいそうね……
不可能ではないからね。
箱根の邸宅で土蔵から桐の箱に入れたお宝を……

・いや、こないだの「美の壺」が石でさ(笑)
石よ石。水石といって、石を愛でるんです。
河原で拾ったそのままではありませんよ〜。
40年とか育てるんです「養石」つって。
毎日水あげて、風雪に耐え抜いた感じを出すんですな。
実際出るんですよ裏と全然違う。
まあ、見てればなるほど床の間に鑑賞品として
飾るにふさわしいと思う逸品も出てくるのですが、
(後醍醐帝→秀吉→家康→尾張徳川家の所有の石とか)
なんとも酔狂な人々ではある、と思った。
もんのすご嬉しそうに河原で石転がしてるの。
つげ義春先生はそのへん噛みこんで、
なんといいますか最低と最高はぴたっと背中合わせなんだよ、
ということを言いたかったのかもしれません。
ただイッちゃってただけかもしれません。

・先日「遮光せよ!」とアジりましたが、
最近とみに暑くなりまして、西の窓は雨戸閉めてるんですが、
この雨戸自身が目玉焼き灼けそうに熱い。
そのせいで手前のガラス窓が触りにくいぐらい熱くなる。
ということで、雨戸の向こうに
すだれを配置しました。
すだれ本体よりすだれ掛けの方が高かったのが
中国時代という感じがしますが、
2セット合わせても1500円ぐらいなので良し。
原始的な工夫ですがおかげですくなくとも
ガラス窓は「あ、あったかいね」ぐらいで済むようになり、
雨戸もまあ触れられる程度にまで。
あと、すだれ掛けますと、ちょっと窓開けられる。
風が通るというのがこれまた熱気対策には非常に有効でして、
同じ温度の空気が移動してるだけのはずなのに、
空気の流れがあるだけでずいぶん楽です。
生活はなるべく原始的な方が実は快適なのではないかと
思ったりしました。
1時から4時はシエスタしていきたい。
posted by ながたさん at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2008年07月20日

シャツの襟

うちのおばあちゃんは83になる今も
我が家のアイロン係なのですが、
それは遠き日に曾祖父(つまり彼女の父)が
幼少のみぎりの私が幼稚園のバス待ちで
(当時うちの家の前が送迎バスの停留地点だったんです。
 子供の多い時代でした)
並んでおり、その様子を見て
「見てみい、カッターの襟がピシッとしてると、
 賢そうに見えるやろ?」
と言ったそうで、それからずっと。
「言わばおじいちゃんの遺言や」
と祖母は優しげに言います。
それは
「カッターの襟」ではなくて、
「ぼくが」賢そうだったのではないか、
と二人に強くツッコみたいのですが、
まあよい。
おかげさまでパリッパリの襟のシャツを
幼稚園・小学校(標準服がある学校でして)・
中学校・高校と3633の15年、
加えて会社員3年都合18年着させてもらい、
賢そうに見てもらいました。
そういえば友人に
「高校の頃の君は物思いに耽ることが多かったね」
と言われ、
いや、そんなことはありえず、
高校時代は充実してたので一番何も考えてない時期でした。
やること決まってたら・
やるしかないからねぇ。
物思いの余地などゼロです。
だから今は物思いと物貰いばっかり。
しかしそんな風に見てもらったのも
ピシッとした襟のおかげかもしれません。
今ではすっかり夏はTシャツ冬はセーターの超丸首派ですが、
たまにはおばあちゃんにアイロンを掛けてもらった
シャツを着ようと思います。
posted by ながたさん at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2008年07月19日

野茂さん

・今日の780G
HDMI出力ではスリープから復帰するときに
Audioを見失うので
映像DVI+音声アナログケーブルにしました。
まだまだこなれていませんのー。
しかしアナログケーブルでつなげるなら
またスピーカーを引っ張りだしたくもなり、
百年一日の如くONKYO GX70を使い続けるのも
あれがあれでして、
しかるにTIMEDOMAINはヘッドホンジャックがついてないという
弱点があるんですな。
いや!
別に素敵な動画を見たり素敵なゲームをやったりしなくてもですね、
ウチの部屋道路に直面してまして、
朝っぱらから穏やかなクラシック音楽が流れ出したら誤解されちゃうでしょう、
職場に向かう人々に。
こいつなんて優雅な生活なんだと。
本人は締め切りで真っ青の徹夜明けだっとしても……
まつまり何がいいたいかと申しますと
新しいスピーカーも欲しいですな!
あれね、わかった。
スピーカーマニアがええスピーカー持ってても
新しいスピーカー欲しがるの。
飽きるねん。
オーディオデバイスの中で最も「楽器」に近いものですから、
一時は「これがベスト!」と思っても慣れるに従って
感動は薄れますし、
やっぱり(同価格帯では)得手不得手があって、
聴く音楽が変わればぜんぜん変ってくるんですねぇ。
当然出力元との相性もあるし。
最近のオンボードオーディオは機能のみならず
音質もかなりよくて、
昔みたいなノイズノリノリの「おまけですから……」ってなことは
なくなりました。聞くだけなら充分です。
DACのチップとかが良くなってるんでしょうなー。
アルゴリズムですか、
あんなんも高速化に従って複雑で丁寧な処理ができてるのかもしれない。
まあまたいろいろ悩みを楽しもう。

・野茂選手が引退しましたな。
元近鉄ファンには一時代の終わりという感じがします。
「悔いはある」
というのが野茂さんらしくて非常によろしい。
なんというんでしょう、
野茂さんはいつも野球に関して
「自分の言葉」
を使うところが魅力的なのかもしれません。
タモリさんの言葉に
「『おふくろのカレーが一番だ』などという男を僕は信用しない」
というものがありますが、
「こう言っておけばいい」ということを言わずに、
自分が今考えたことを言う人、
というのはとても貴重で、大事です。
もちろん、それが摩擦を生むこともありますが。
しかし
ストレートとフォークだけで三振の山を築いた勇姿は
圧巻でしたなー。
一球一球が楽しみでね。
TVに齧り付いて観てました。
2つしか投げる球無いから、素人でもわかりやすいんです。
追い込んだら絶対フォークやしね。
絶対フォークとわかっていても、落ちた上を振ってしまう。
たまにストレート来ると、
またこれ速いからフォーク対応ではまったくどうにもできなくて、
空振り以上にブザマに絶好のインハイを見逃して三振。
痛快というのはこのことを言う。
しかしこれをね、
あの頃の清原は狙い撃てたんですよ。
僕らの世代(71年生まれです)だと、
名勝負というと「野茂vs清原」かな。
ちょっと前だと「江川vs掛布」、
ちょっとあとだと「松坂vsイチロー」かもしれません。
古田敦也、同期の名捕手、
が、豊田さんだったかな、が言ってたんですが
「古田って捕手はフォークがすごく好きなんですよ」
これは若い頃に五輪代表で
野茂のフォークと潮崎のシンカーを受け倒した結果なのかも。
89年組。
クルマ界でも89年はごぞんじの
ロードスター・セルシオ・GT-R・NSX(発表)が揃い踏んだ
日本車史上空前おそらく絶後のビンテージ・イヤー、
もちろんバブル絶頂期で世の中が爛熟しきった時期でした。
日本全体がおかしかったね(笑)
そう、入団は近鉄リーグ優勝の翌年でねー。
阿波野・小野・高柳・加藤哲の4本柱に野茂まで加わったらこらもう
日本一やと。悲願の。
ところがどっこい……
懐かしい思い出です。
さっき読んだコラムでは、
キューバのオリンピック・チームは
未だに「ノモ」が出てくるのを怖れているらしいですよ!
まだ投げたいでしょうけども、
ぜひ日本で監督などやっていただきたい。
日米両方で活躍した彼が指揮を取ると、
ヤキュウにも新しい風が吹くような、そんな気配。
メリケンもなかなか手放してくれないかもしれませんが、
日本はウニが旨いですよ!
posted by ながたさん at 15:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2008年07月18日

暑くなれ!

今日もVistaと格闘。
1日経つと結構バックグラウンドは静かになりました。
スーパーフェッチなどが効いてるのか、
確かにちょっとしたところでちょっとクイックな感じがする。
が、それはCPUやHDDが速くなったから、かもしれない。
あ、スリープが早くて安心感があるのは良。

お馴染みのiTunes7.7で変なダイアログが出続ける問題にも
直面いたしましたとも。
あれはさ、どうでもいいことですけど、
どっちが悪いの?(笑)
Appleがやっちゃいけないことをやってるのか、
MSのガードというかガイドラインが甘いのか……
ま、はよ直していただきたいもんでおま。
キー打ってるとネットラジオがとぎれがちになりまして、
これはもうPS2キーボードなんか使うな、ってお達しですか。
オレのRealforceが……

システムフォントのメイリオは賛否両論、
僕も最初は「いいな!」と思いましたが、
それはあくまであのMSゴシック系
しかもビットマップに比べての話でして、
慣れてくると微妙な平べったさと、
どうにも文字間のバランスがいまひとつ。
(この「どうにも」の「ど」と「う」なんかこう、
 同じ水平線上に乗ってない感じがしますでしょう?)
それでもまだメイリオだけ見てるといいんですが、
Macでヒラギノ見るともうダメですな。
さらにはディスプレイ上ならまだしも、
印刷するとなんとも言えない違和感があり、
綺麗に並んでるはずなのにどうも読みにくい。
なんだろ、単語あたりの視線の移動量が多いからかな?
ウェイトが重めなのも効いてるのかなぁ。
見出しにはいいんですけどね。
てなことで、今回の同人誌はヒラギノで印刷しました。
たまたま見かけた記事ですが
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51237737.html
フォントデザイナー御自身が
(ロンドンの「Underground」のフォントを開発した方のようです)
「チューニングが足りん」と嘆いている様子で、
なんともはや……
古川さんのブログ読んでるとMS-IMEも結構ヤバイ感じで、
http://furukawablog.spaces.live.com/blog/cns!156823E649BD3714!9079.entry
そのー、なんと言いますか日本語まわりは
日本人のスタッフにしっかり任せた方がいいのではないでしょうか。

DSP版のXPをVista前に購入しまして、
「Vistaが発売になったら実費で送るよ!」とありましたので
それをwebから申し込みましたところ、
レシートのコピーとXPについてきたクーポンを、
シンガポールだったかマレーシアだったかへ
「エアメールしろ」
という面白システムでして、
MSほどの大企業というか世界企業がですね、
いや別にダメだとかイヤだとか言うわけじゃないですし、
まあそりゃDSP版のアップグレードなんて
カタギの人間のやることじゃないかもしれませんが、
「えっ!?w」とは思いました。
そこをそこまで合理化せなあかんもんなのかと。
発送業務の請負業者さんなんて国内でもいくらでもあり、
なんといいますか、
「なんでも電子レンジで簡単お料理!」
と銘打って、普通にコンロ使ったりした方が
ずっと簡単にできる料理まで
必死で電子レンジ使ってる感じがしました。
まあ、パソコンなんて本質的にそういう
ちょっと無理めなところがあるものかもしれませんが。
1+1、1+2……1+10の結果を、
10個並べて置いておくのではなくて、
プログラムして一つの式にするのが
パソコンってもんですから。
それがいい方に働くこともあれば非効率なこともある。

そうそう、45Wの4850eは非常に涼しくて、快適です!
いやもう、PCに許される冷却機構は
空冷ファン1個までですよ!
ケースファン使うならCPUはヒートシンク、
CPUにファン使うならケースは自然吸排気。
まあVGAはね、お好きな人がいくらでもすごいの使えばいいと思いますが、
温暖化対策が叫ばれる昨今、
基本ファンレスで温かい風も出ないPCが一般的になると嬉しい。
てか、昔はそうで、
LC475の68LC040はヒートシンクさえ貼ってなかったよ……

熱いと言えば、
一昨日やってた「プロフェッショナル」は
羽生vs森内の名人戦に密着したライバル・スペシャルで、
作業しながら観たんですが、
また今日録ってあるのを見直してしまいました。
熱すぎる。
そう、
暑さに負けないためには自分が熱くなればいいのさ!!
posted by ながたさん at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2008年07月17日

自作してみたり。今回はAMD

アツはナツいでんなあ!
梅雨明けして蝉が本格的にうるさくなってまいりました。
夏休みは蝉とともに。また司祭とともに。

ビデオカードが壊れて以来うじうじ悩んでいたのですが
結局、
「ああもお、わだば東住吉のゴッホになる!」
と決意してパソコンとかいっぱい売ってるお店行ってきました。
久々の自作です1年半ぶりぐらい。
SSDとかAtomとか注目の新傾向には目もくれず今回のテーマは
コスト・パフォーマンス!

・CPU AthlonX2 4850e(2.5GHz・TDP45W)
・メモリ 2GB
・HDD 1TB(Samsung)
・M/B GA-MA78GM-S2H(GIGABYTE・AMD780G)

ケースと電源と光学ドライブは流用です。
これで4万円するかしないかですよ。
テラバイトですよテラバイト。
覚えてますかセガのテラドライブのCMをやってたのは
我らがグッピーだったことを。
ここは500GBにすればさらに7000円ぐらい安いのですが、
出がけに元のPC覗くと150GBぐらいしか使ってなかったのですが、
「テラ」という響きに負けました。
780Gってのがこれまたい〜いチップセットでね。
Intel陣営と違ってちいさなヒートシンクで機嫌良く動いてくれて、
オンボードビデオがFFベンチでLow4800ぐらい出るの。
しかも安い。
CPUのリテールファンもずいぶん静かになっており、
組み立ても非常にやりやすく、
特にドラマもなく無事組み上がり、
(4ピン電源をSATA電源に変換するコネクタが
 必要だと思って買ったら家にあったぐらい)
よい仕上がりに自己満足してます。
そうそう、
ディスプレイにHDMIで出そうとしたら、
音が出ず、BIOSの設定が必要で、
(HDMIから出すかオンボード音源に出すか排他らしい)
そこちょっと説明書読んだかな。
あ、HDMIケーブルが高かったわー。
1.5mであいかわらず4000円もして、
要らんといえば要らんのですがこれも
「HDMIケーブル一本で!」
という誘惑に負けました。
P1の場合、HDMIで接続すると2画面が
左右同サイズの2画面しか選択できず、
どちらかというと失敗気味なのですが。
ケースなぞ未だにCeleron300を450に
ブーストしてた頃のブツでして、
(あのInWinの白いヤツですよ>身内)
道具>機械>電気>電子>情報
の順にイイモノの寿命が長いですな。
ケースは頑健なスチール製ミドルタワーに限りますなー。
内部のエアフローがね、楽だからね、
パーツへの負荷が少ないみたい。

んでもってOSはVista導入してみました。
これが17000円近くして
本体価格がどーんと跳ね上がるのですが、
XPの方がまだ動くのは普通に動くので、
こっちも生かしておきたいなぁ、という欲があり。
散々語られてきて今さらですが、
やはりVistaの突っかかる部分は
バックグラウンドサービスの頻繁さとタイミングの悪さ、
それといちいちなんでもかんでもなんでもかんでも
「許可しますか?」
いや、やりたいから、やってんの!!
MacOSXでも同じようなことやるのですが、
演出が巧いからか
(たとえば検索インデックス作成中は
 画面のアイコンが控えめに点滅する)
そんなに気にならないです。
だからこの辺の使い勝手は、チューニング次第だと
思うんですけどねー。
ま、もうちょっと使ってみます。

自作はメカニカルな組み立てより
ソフトウェアの再インストール等々が大変で、
今回もほぼ丸一日仕事になりました。
物理的に動き出すまでは、4時に買い物に出て
7時には動いてたんですけど……
一通りインストールが終わって
元の環境を取り戻したのは翌日の夕方頃です。
Thunderbirdのメールボックスの位置がわからんとか、
プレイオンラインでパッドが動かない(FFでは動く)とか、
罠がてんこ盛り。
なかなか、相変わらず一筋縄ではいきません。

んでも久しぶりだと楽しかった。
意味もなく似たようなマシンを3台ぐらい
作りまくりたいぐらいです。
作ると、新しいケース欲しくなったり、
電源欲しくなったり(古いのでスリープしてもファン動いてるのよー)
物欲が沸きますな。
posted by ながたさん at 09:26| Comment(2) | TrackBack(1) | デジタル・ガジェット

2008年07月16日

SHARP AQUOS LC-26P1




昨日サービスコールしましたマシンがこれ。
実は昨年12月に購入してモニタにテレビにと使っておりました。

商品企画としてましては、
基本は26型液晶TVですが、フルスペックパネル(1920*1080)を使い、
PCモニタとしても抜群の性能を誇る、
オーブントースター・レンジをでっち上げた
シャープの十八番にしてお家芸、
「1+1は2以上!」。
ってなブツでございます。
・TVとしても今もシェアトップをひた走るAQUOS、
・モニタとしても今やこのP1シリーズでしか手に入らない
 目に優しいASV、
その二つがドッキングしたこれはまさに至高の一品……かもしれない!
ま、同じ値段を出せば、
・TVなら普及品でいいなら40だって狙える。
・モニタなら最高峰NEC2190iや2490、ナナオL997が狙える。
ので、TVかモニタ、
どちらかが欲しいという人には不向きかもしれませんが。

売りはなんと言いましても繰り返しますが
目への優しさなら宇宙最高のシャープASV異論は認めない、です。
VA系の元々ハイコントラストな特性をフルに活かし、
輝度を上げずとも階調表現が豊かなので、
非常に「しっとり」とまるで水彩画のような映像が楽しめます。
ハイビジョン放送のNHKの旅番組なんか観てますと、
たとえば夕焼けや朝焼けのシーンではヨダレが出ます。
グラデーションが美しすぎて。
ハマった時の表現力は、
私もさんざんいろんな表示装置買ってきましたが、
生涯ベストです。
ただ、
TVとしては、そんな感じの優しいというか地味な絵なので、
ガンガン動く映画やポップな色調のたとえばバラエティ番組とか、
だと、他社製品やそれこそTVのAQUOSの方が
好ましく見えるかもしれません。
この辺はご自分の感性でお確かめを。
モニタとしても、さすがに2490みたいな
「隅から隅まで寸分の狂いもなく同じ色」
ってなことは正直ありませんで、
両端でまずバックライト光量落ちがありますし、
IPS系と比較した場合VA系の弱点として視野角の狭さがあげられますが、
それがモロに出ます。ちょっと傾くとすぐ色変わる。
これつまりこの巨大な画面に顔近づけて作業してますと、
ハッキリ視界の両端で色違うんですな。
だもんで、プロがどうのこうのというには厳しいのかな、
と思います。
もちろん僕程度ならば全然OKですが。

あと検討してる人への回答を五月雨的に。
・色は黒はないの?
 白って案外部屋に馴染みますよ。白の方がいい場所もたくさんありますし、
 使ってれば1日で慣れます。
・あのデザインはちょっと……
 いや、これも1日ですぐ慣れます。なんの気にもなりませんよ。
 スタンドの切り欠きも便利です。
・縦1080(1200じゃない)じゃん。
 1日でn
 私これの前は20インチの1600*1200使ってましたけど、
 縦は別に要らないです。
こんなもんかな。
いや、まあ、とにかく、ぐでぐで言ってたって
新品でASV買うにはこれしかないんだから、
ASV欲しけりゃ買いなはれ。
シャープはパネルを積極的に外販すると言ってますが、
このパネルに限りますと左右色変化が大きいのと
素人受けしづらい色調ってこともあって、
(モニタ屋である)三菱やNECもちょっと手を出しにくいんじゃないかと……
高額なモニタ買う人は
たぶん色へのコダワリが大きい人か職業だと思われ、
その点ではやっぱIPS系かなぁ、という感じです。
これは私の勝手な妄想ですけども。
テキスト系の方で目への優しさだけで行くなら、
最近は安いTNでもかなりくっきりキレイですしね。
私も普段MacBookAir(もちろんTN)で作業してますが、
目はさほど疲れません。

個人的に不満を言えば、
やっぱりせっかくのこの性能ですから、
2画面機能をもうすこし充実させて欲しかった!
いや、買うまではTVなんかほとんど見ない、
まして2画面なんかしない、と思ってましたが、
このサイズになりますとPinPで8インチぐらいになるのかな、
画面がそもそも間近にあることもあり、
十分実用どころか鑑賞になるんです。
だもんで、小画面のサイズや場所をもうすこし
いろいろ設定できたら……
また贅沢な話ですが、3画面4画面も欲しかったり。
なにに使うんだ、って?
いや、元画面で作業しつつ、TVで野球流しつつ、
FFでカンパが始まったかどうかチェックしつつ、
借りた映画のDVDを流す……
集中しなさい!

1点だけ、真面目にご購入をお考えの方にご注意をば。
これ初期ロットのファームウェアでは、PC接続時に
「黒い文字と文字の間に白い線が入る」
という不思議な現象が起きます。
気にしなければ気にしないで済む程度なのですが
気にしだすと夜も眠れない。
これはサービスさん呼べば直ります。(もちろん無償)
正直あまり数が出てなそうなモデルなので、
今買っても初期ファームに当たってしまう可能性もあります。
その時は慌てず騒がずシャープに電話。

まあそんな感じで、
基本的には買って良かったと、
とても気に入ってます。
さらにいえば、たとえモニタとしての論理寿命が尽きても、
(もっと性能のいいモニタが安く現れたとしても)
TVとして余生が長く送れます。
そういう意味ですごくお買い得モニタと言えなくもないですな。
X1やX68000のモニタだけが、
本体よりも長く生き続けたように。
ある意味で非常にシャープらしい一品です。
posted by ながたさん at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル・ガジェット

2008年07月15日

ゴーヤと胡瓜と紫蘇

イ・ソジンという俳優さんが韓国にいらっしゃるのを知りました。
喉が丈夫そうですね。

今日はアレですよ、収穫の日。
というほどたいしたものではありませんが、
昼に庭でできた
ゴーヤ・キュウリ・シソを
削った鰹節と醤油で和えた物が出まして、
これが旨いのなんの。
野菜はとれたてに限りますぞー。
香りと柔らかさが違います。
エグみもありません。
味もどすんと重い感じがしますね。
野菜というと肉や魚の脇役的な
イメージがありますが、
いやさ全然、主役でござる。
それもシチューみたいな重い調理法でなくても、
和え物でも!
スーパーもですね、
屋上で野菜を作って直売するというのはどうでしょう。
地下では椎茸とかアスパラとか作るのです。
結構プレミアムが取れると思いますよ。
ウチは平凡な種・平凡な育成法なんですが、
それでも十分です。
しかしゴーヤというのはなにあれ、
なんであの「苦い」っていう味が旨いんでしょ?
危険信号じゃないかと思うんですが、
苦い!と思ってもどんどん箸が進んでしまいますね。
ゴーヤチャンプルなんかでも、
あまり豆腐や卵がたくさん入ってるより、
ゴーヤの苦さがハッキリしてる方がおいしいと思います。
その品と素麺とで涼を取りました。
野菜作りはハマるとかなり愉しそうです。
老後の楽しみに取っておこう。

あとは電化製品のサービスさんを呼んだぐらいかな……
ちょいと悩ましい事例でして、
・確かに障害はあるが困るほどではない。
・サービスさんが来れば直る。(保証はあるのでタダ)
困らないからって放置するのはなんだか悔しいし、
でも人来てもらうの面倒ですからねぇ!
それをグダグダと、半年悩んだ(笑)
あまりの自分の優柔不断に嫌気がさして
今日思い切って電話しました。
これからは悩むのは一週間にして、
・まだ気になるならすぐやる。
・もう気にならないなら忘れる。
これを徹底していきたい。
posted by ながたさん at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2008年07月14日

バランスを

今年の夏は、同人誌販売だけでは味気がないので、
ネタバレになってしまいますが
「DECOチョコ」などを用意して
http://www.decocho.com/
和んでいただこうかと。
早い話がオリジナル包装紙のチロルチョコですな。
あの暑くてみんなの汗で積乱雲が生じる会場で、
チョコレートを配ろうというこの細やかな心遣い。
いいね。
で、
問題は絵柄です。
ま、もちろんね、パワネロゴでいいんですけどね、
それ、もらっても嬉しくないでしょ?
ということで最初は
iPhone発売記念で例のツインパルックの写真に
http://k-tai.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/185173-40317-8-1.html
私も混ぜてもらうコラをして
「トリオ・デ・ハゲホーダイ」
と参ろうかと思ったのですが、
相手がSoftbankとAppleですから、
照像権とかなんとか言い出されると
どんな追い込みをされるかわかりません。
却下。
じゃ次は鯖王さんだろうと。
これからの季節、魔除けにね。
たしか洋明画伯が描いた
「本人より本人に似てる」
似顔絵がまだあったはずだと……
探したんですが、mallocさんの描いたガンシップとか
そういう不思議なものは出てきたのですが
肝心のそれは見あたらず。
なかなか諦めがつかないのですが、
その過程で自分が昔描いたイラストとか
出てきましてねー。
熱が出ました。
へたくそやねぇ。
あの、わたし、「模写をする」という概念がない。
先日まきをちゃんも
「すべての芸事は『守破離』じゃー!」
と叫んでいたのですが、
まずもって、たとえば猫なら猫を描くとして、
一番いいのは猫を見て写生することですが、
せめて猫の絵を模写しろと。
それで名人達が猫をどう捉えたか勉強になると。
しかしわたしはですね、
どうも「猫とはなんぞや」という概念を
自らの手で具現化する、
そこが愉しいらしくて、
己の妄想だけで「猫」の具現化にトライするんですな。
そらあきませんよそんなことやってたら(笑)
一生掛かっても絵なんか巧くならないです。
10年前の自分に、今言ったようなことを
切々と訴えてやりたい。
ただ、
そうは言っても、
やり続けるっていうのは偉大なことですね、
毎日ではありませんし量もたいしたこと無いんですが、
10年も経つと、
そんないい加減なやり方してても、
腕はあがるんです。
見事に時系列で並べますとステップ状でして、
一枚めくると違う絵が出てくるんです。
2〜3年に一回、階段を上がる。
またずーっと同じような絵で、
数年すると、ぽんと上がる。
じりじりと徐々に巧くなるものでもなければ、
ある日劇的に大転換するってものでもない。

だからやっぱり、
フィジカルな手の動きの進歩というより、
進化とは「認識」が変わること、
だと思うんです。
なんといいましょうね……
全体を見て・バランスを取る、
ってことが、だんだんできるようになるんです。
最初は、目の、瞳とまつげのバランス。
次は、目と眉と鼻と口とのバランス。
顔のパーツと、輪郭のバランス。
顔と身体のバランス。
全体と、描こうとしてるテーマとのバランス……
そんな感じで、だんだん「周囲」との関係、
また様々な段階の関係、
それを感じることができるようになっていく。

一度バランス取れるようになりますと、
その段階・その関係においては、
「自分のバランス」みたいなものができてしまって、
故意に崩そうとしない限り、
それはもうオートマチックにできるようです。
一度自転車に乗れるようになると、
今度は不安定に乗ろうとしても乗れないように。

「その人のバランス」ができてくると、
説得力が生まれるんですな。
ネコを描いたら、ネコに見える。
たとえ5本足でもしっぽが2本でも。
だって、その人は「ネコ」だと自信を持って描いてるわけですから、
ネコ以外ではありえない。

修業というのは、これこのように
自分のバランスを築き上げ、
自信を持って「これは○○」と言い放てるようになる、
ことなのかもしれません。
逆に言えば、
そのようなものだと思いつつ
日々の鍛錬を進めますと、
多少なりとも進化の歩みの遅さへの不安は拭われますかも。

それはいいのですが絵柄どうしよう……
posted by ながたさん at 00:01| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2008年07月13日

恩師

高校時代の恩師に会いましてね、
S先生。
もうこの人さえ居なければ僕は今頃
シャープマンとして堺の港で液晶用のイカスミを絞りながら
のうのうと暮らしていたのだろうかと思うと
腹立たしいやら情けないやらで
感謝しております。
文藝部の顧問でいらして。
「言葉」「文章」「国語」「漢字」
そして「文学」のおもしろさを、
徹底的に叩き込んでいただきました。
洒落抜きでここお読みになるとわかると思うのですが
私興味方向はどう考えても理系でして、
字書いて暮らすなんて思ってもいなかった。
小さい頃の夢は近鉄電車の運転手ですよ。
人生というのはわからないものです。
なぜなら人生は出会いだから。
しょうもない話はいいんですが、
御歳68歳になっても血気盛ん、
48でも十分通じる血色と迫力に一緒に会った
友人Jと共に押されっぱなしでした。
こんな凄い「人間アーカイブ」がただ
音楽と散歩と囲碁と絵画と阪神に明け暮れる毎日とは……
日本の損失です。
というか、
先生以外にも団塊前後にはこういう人が沢山おられて、
非常にもったいないですなぁ。
で、「漢字寺子屋」みたいなのをね、
やったらどうですかと。
漢文の素読をやりつつ
大修館・大漢和辞典13巻を紐解いて行くような。
でも、さすがに30年教師をされますと、
「教える」ということに対して
なんといいますか、
そりゃ心残りはいっぱいあるけど、
もう情熱が沸き立たない、そうで。
残念です。
しかし98まで生きるとしたらあと30年あるんですから
なんでもできますよ!
と焚きつけてはおきました。>同級生諸君
先生はほんと情熱家でいらしてねー。
高校一年生の夏休みの宿題が、
読書感想文、なんですけど、
200名からの生徒一人一人に対し、
君はこれ君はそれと対象書籍を割り当てるという離れ業。
ここで、
まあ、今にして思えば有り難い話ですし、
それだけ「お前やったら読めるやろ」ということで
鼻も高い自慢話になってしまうのですが、
私の割り当てが
「魔の山」トーマス・マン。
読めるか。
今でも無理や。
しかも先生は容赦ないので、
夏休みまるまる掛かって泣きながら書いた力作感想文についた点が
4点/10点。
まあ、そりゃ、読めてませんから、
当然なんですけど、
傷つきもし落ち込みもしましたよ。
しかしこれが教育、
これが教育でございますよ。
全部ひっくるめて辛かったですけど、
今でもこうして思い出話にできますし、
「魔の山」自体には歯が立たなくても、
その後高校出るぐらいまではずいぶん外国古典を囓る
きっかけになりました。
あの時いろいろ読んでたおかげで、
ドストエフスキーとかチェーホフとか
ストラヴィンスキーとかイワン・レンドルとか
横文字の名前が多少出てきてもびびらんで済んでます。
人格が完成する前に
偉大なものに触れる、
というのはこれ極めて大切なことでして、
そういうものを「偉大なもの」としてではなく、
ガンダムやルパンと同じ列に置いて見ることができるんです。
これだいじ。
すごくだいじ。
職業に貴賎無し、
芸術に貴賎無し!
だから私のしょーもない話はいいんですけど、
まあそんな感じで、
立派な先生だったのです。
漢字小テストなんか凄いですよ。
問題文が自作のSF小説。
その中に使われている文言が、
出題になっていたのです。
もちろん出題語句をあらかじめ決めてから、
それに合うようなストーリーを考えていくんですなぁ。
そんなこと私いまやれって言われても無理だ。
なんと言いますかね、
「ありったけの情熱を傾けてどんどんやれば、道は拓けるのだ」
ということを自らの身をもって、
示してくれていた先に生きる人、
先生でした。
いや「でした」とか過去形にしたらあかん。
まあホンマあと30年あると思って
もう一発なんかやらかしてください。
書評blogとかおやりになると
相当イイモノになりそうな気がするけどなぁ……
あまりにお達者なバイタリティが余ってる姿を拝見して、
「凄いなぁ……」
とため息をつく、日々の仕事にちょっと疲れた
教え子二人でした。
いや、負けてられません!
先生が感嘆するようなものを、
いつの日にか突きつけられますように、
日々是修業。
posted by ながたさん at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2008年07月12日

いや、ケータイのメールは使いにくいってば!

フォーン。
皆様いかがおすごしですか。ホンマ暑いですな。
「そうだコピー用紙買っとかんとコミケ用同人誌刷れない」
と思い立ちまたいつものコーナンへ。
ふと、
ふとですよホントに
併設のJoshinを見ますと外周に特設ブースと
待機列用パイロンが設けられ、POPに踊る
「iPhone待ちはこちら」
の文字。
そこには11時20分現在列待ちゼロ!
フォーン!
動悸は急上昇お腹は急降下、
いま、いま並べば確実にオレはiPhoneユーザー……
いや待て和久落ち着くんだアレは月7000円の24ヶ月しばり、
すなわち16万以上もする代物だぞ!
いやそうはいうがそれはたかだか中堅ノートPC一台分ではないか。
それでそんな便益がわかりきったものより
全く新しい体験ができるんだぞ
いや待てだから落ち着け、君の場合増機増番号になるから、
いろんな面で不便だぞそもそも数少ない友人にも
どちらの番号に掛けるか悩ませることになる
どうせ掛かってくる時は待ち合わせの時だから
掛かる番号の方に掛けるさ
いいか目を醒ませこれは言いたくなかったがはっきり言わせてもらう、
お前外出ぇへんやろ。
……ハッ。
ということで10分ばかりの白昼夢は終わり、
なんとかダブルハゲホーダイの誘惑は凌ぎきりました。
でもすこしさびしい。
お祭りはね、乗らなきゃ孫孫ですから。
酸っぱいブドウになりますが、
MobileMeかなにかを契約しないとプッシュメール
(日本のケータイで一般的な、サーバから投げてくれるメール)
が使えないのはちと辛いですな。
自動で引っ張る場合、最短で15分間隔設定とか。
まあ待ち合わせ中なら頻繁に問い合わせすればいいんですけども。
実機触って喜んでる人の声とか聞いちゃうと、
やっぱり理性が揺らぎますな〜。
家に帰って、
今日のネタ用に
「docomo用iPhoneをてにいれたぞ!」
と銘打ってiPod touchとSH903iTVを背中合わせに
貼り付けたブツを、
実際両面テープで貼って作って、
あまりに虚しいので止めました。
すっごい嬉しそうに通話してる絵とかデジカメで撮ったんですけどね、
あまりに笑顔に無理がある。
そしてふてうたた寝してますと
友達から電話がありまして、
パッと電話取って
「あれ!? これなんでtouchくっついてるの!?
 熱で樹脂が溶けたりしたの?!」
と自分でビビりました。
かなり沸いてます。
あそうそう、
今回思ったこと。
iPhone上陸を目の前にしていろんな人が○と×を並べて
「買いだ」「いや日本ではダメだ」
みたいなことを愉しんでたじゃないですか。
その中に、
「メールが打ちにくい」
というご意見があって、私はビックリしました。
それって逆に言うと、
「今のが打ちやすい」って言ってるんですよね。
ぇー(笑)
私未だにあの「トグルで5以上の選択肢を選ばせる」という
悪鬼のようなインターフェイスにフィットせず、
いつも難渋しています。
てか、あれ昔みんな嫌がってませんでしたか。
なんか小さい電子辞書風のメール専用端末みたいなのとか、
外付け折りたたみキーボードとか、
T9入力方式なんかも未だに根強いファン居ますよね。
結構みんな熱心に「メールの打ちやすさ」を
探求してたような記憶があるのですが……
慣れちゃったんですね。
で、「慣れ」っておそろしいことに、
一旦慣れてしまうと、「それがよい」になって、
それ以外は真価も問わずに「要らない」って
ことになるんですな。
ま、QWERTYキーボードだってそうですしね。
ただこれ気をつけないと、
悪の為政者や闇のメディア王がですね、
人々のこの性質を利用して人民コントロールを……
いやいや、まあ、それはともかく、
新しい古い・慣れてるそうでないに関係なく、
いつもいいもの見抜く目を持っていたいものですよ。
posted by ながたさん at 03:06| Comment(6) | TrackBack(1) | 日記・コラム・つぶやき