2008年12月31日

コミックマーケット75御礼

ブースに来てくださった皆様方、誠にありがとうございました。
なんかもういつも同じ皆さんに来て頂いてる感じで、
恐縮です(笑)
いつも開会直後が疲れのピークで、
「あぁもうしんどい、今回を最後に……」
と思ったりするのですが、
終わると解放感からかまたやろうという気になります。
夏もまた当たって、なにかご呈示できればいいのですが。
またご感想などもお寄せください。

「なんでもサブプライム」なご時世からか、
お天気比較的暖かかったのに人出自体も少ないめな感じ、
なにより一人の方の持ってる本や鞄の量が
かなり少ない気がしました。
ブース間を闊歩するコスプレあるいは凝った衣装の方も
目立たず……まあ、ご時世ですな。
また夏は華やかだといいのですが。

途中旧友のO24さんが来てくれて助かりました。
あの1時半ぐらいから終わりまでの時間が長いんですよねいつも(笑)
あっという間でした。
帰りはいつものO君と水上バスで浜松町で一杯。
ちょうど水上バスの乗り場のそばが痛車展示会でして、
それを肴にまた
ナベさんが心眼で走る話と
那智さんのセブンが1秒後にスタートする実況の話で
盛り上がるメカドック世代。
東京はお魚も美味しいわー。
でも一番インパクトあったのは
イカスミバゲットにチーズののせて焼き、
その上に生ウニをのせるウニトースト。
これうまかった。
いやいや、生きているって素晴らしい。

新幹線が人身事故影響でダイヤが大幅に乱れてたので、
自由席券買って飛び乗りましたが、
まあなんとか席確保して大阪まで。
大変疲れましたが、
とても楽しかったです。
やっぱり祭りはそうでなくては。
ああ年賀状がまだ……

ではみなさま、
よいお年を。

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2008年12月30日

今年の総括

例年31日ですが、
今年は明日はコミケのお礼だと思いますので先行入力。

皆様2008はいかがでしたか。
吉例5点評価で……私は、3。
辛めですが、毎年毎年
「良いことも無かったが悪いことも無かった」
というのに飽き飽きだ!なので。
来年はいいことあるといいなぁ。

個人的にはここ4-5年悶えてました
「いかに書くか!」
というところに一応の決着をみました。
結論。
「これぞ!」という理論など無い。
その人の「自然体」が、いちばん。
散々考え抜いてそれかよ、って感じですが、
考えつくしたがゆえの結論ですので、
本人的には結構得心いっています。
まあ、問題は、その「自然体」っていうのが、
とても難しいことなんですが。

それが夏前ぐらいで、
ではそれから一気に上昇気流に乗って……
と行かないのが人生の難しさで、
それまでの僕はどちらかというと
「頑張る」ことでパフォーマンスを稼ぐ方でしたので、
「頑張らない」といわれてもこれ簡単にはいかない。
37年も身体に染みついた戦い方は、
そう簡単には抜けないのです。
それは今も、ですが、
それを「クールダウンクールダウン」言いながら
深呼吸しながら
騙し騙しやってきたのが夏から秋。
で、一山なんとか越えて、
どっと疲れが出たのか
めっさ体調不良のこの2ヶ月、って感じです。

来年は、この戦い方をしっかり身につけたい。
ていうかそれができんとこれから
年を重ねると戦えん。
体力的にも精神的にも無理だ(笑)
来年は、この長い仕込みがなんとか実を結べばいいなあ、
と思います。
こればっかりは神頼みですな。
ナムナム。
それは神様じゃない。

人間はやっぱり、
できないことに憧れるんですよね。
で、それを無理して背伸びして、やろうとする。
それは成長に進歩に繋がることも多いのですが、
やりすぎると、ダメ。
できることを、得意を、好きなことを、
伸ばしていくのと、
少なくとも両輪でないと。
僕の場合で、例えて言いますと、
リアルで自然な「巧い」絵に憧れがあったのですが、
どっちかというと向いてるのは
マンガっぽい・デザイン的な絵、みたいな。
じゃあデッサンの練習もしつつ、
やっぱりマンガ描きましょうよ、
と。
憧れに向けて力を使うのも結局は
自分のためになるんですけども、
自分のナチュラルの方を、より大切にしたい、
です。

さあ来年も、がんば……いや、
明るく楽しく、参りましょう〜。
笑門来福、笑門来福。

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2008年12月29日

二つの道

先日の「日本の「安心」はなぜ消えたのか」に興味深いお話が載ってました。
ジェイン・ジェイコブズさんという学者さんが唱えた仮説なのですが、
人間のモラルには2種類あると。
それが「市場の倫理」と「統治の倫理」、
山岸先生風に言えば
「商人道」と「武士道」だと。
両者には優劣などなく、その社会の状況に応じて
合ってる方を使えばいいんだけども、
一番マズイのは混ぜてしまうことだと。
混ぜてしまうとダブル・スタンダードになってしまい、
行き着く先は「なにをやってもいい」という混乱になる。
例えば武士は主君のためならテロも起こすわけです赤穂浪士のように。
しかしそれは決められたルールを守り誠実であるという
商人道とは反する。
つまりこれを混ぜると、
「売るためなら偽装はやむを得ない」
というムチャクチャな話になるわけですな。
今の日本はここが混乱しており、
これからの世界基準の市民社会にフィットしていくには、
商人的な倫理観に合わせて行った方がいいんじゃないでしょうか、
という本書の本旨に結びついていくわけですが、
それはそれとして。

僕はこの二つがなんとか一緒にならんもんかと
長年、いろいろ考えてきたのです。
ものすごく大雑把に言いますと、
「合理性」と「倫理性」というのは常にせめぎ合う。
あるいはちょっとズレちゃいますが
「下から組み上げる」と「上からでっちあげる」。
さらに進めて
「科学」と「悟り」とか、
そこまで行っちゃってもいいかもしれない。
A・ロッドとイチローとかね。
上にありますように、それは常に、
どちらが正しいとか、どちらが優れているというわけではなくて、
その場合に応じて、
どちらのアプローチの方が「効く」か、
そこで「判断」した方が良い。
ちょっと咳が出るなぁ、と思えば
生姜紅茶飲んで寝こめばいいのであって、
1日がかりで大学病院行ってMRI撮ってもらう必要はない。
でもそれが1ヶ月続いて段々酷くなってるなら、
やっぱり大きい病院で診てもらった方が良いのです。
そこのね、
「判断」をね、
どうすりゃいいのか、っていうのがね、
ハッキリした基準が無いわけですやん今。
こっから先はA方式それまではB方式、
みたいな。
それがそもそもA方式であるという矛盾を構造的にはらんでしまっていてね。
ここんところを、
私は、解決したかったんですよ。
なんでこれ誰もやんないんだろう、
そここそが問題なのに、
と思ってた。

今思えばなんと大胆な。
もう3000年前にエライ人が陰陽の考えを生み出し、
「こんな感じ!なんでも二つなの!」
って結論出してるものに
ドン・キホーテのように挑み掛かったのです、
18歳の私は。

誰もやんないのは当然で、
直感的に「無理だ」とわかるわけです、
水と油だから。
それを石けん入れて無理に混ぜても、
水でも油でもない変なものができあがるだけで、
なんの有効性も無い。
まさに偽装企業ができあがるだけです。

いやでもなんとかなるんちゃうかな、
と今でも思ってます(笑)

なにかの悟りの境地を1日で得られたら、
それに越したことはないでしょう?
先日野茂さんがオリックスの臨時コーチとして秋季キャンプを訪れ
加藤投手にフォークのアドバイスしたら、
「3年練習してきたのを5分で超えた!」
そういうやり方があるんやったらね、
その方がいいじゃないですか。
まあでもそれは、
加藤投手はセーブ王獲れるだけの実力の持ち主であって、
合理的に積んだ修練の、
もうほんと最後のひと押しが、
野茂さんのアドバイスだった、というだけ、なんだろうな、
と頭では簡単に理解できるんですけどもね。

太極図のように、
どっちでもいいから突き詰めきると、
逆の領域にも近くなり、その一部を内包さえする。
ローマの昔から、
トップクラスの政治家と商人は、結びつきが強いのです。
それはおたがいの利益になるのみならず、
たぶん精神的にもいくところまでいくと、
シンパシーあるんじゃないかなぁ。

今からは想像もつかないかもしれませんが
高校生までのながたは嫌味なほど合理的な人間で、
それを指摘されるとむしろニヤリと嗤って喜んだほどでした。
だから「自分にはない」逆の方に興味があって、
いろいろ調べたりやってみたりしたのかもしれません。
やっぱり、バブル期以前の日本は安心社会でして、
そういう人間はダメ、ってことに、なってたんです。
若い人には信じられないかもしれませんが。
今だったら
「違う視点から見てる」と評価されることが、
「斜めから見てる」って叱られたんです。
いやホントに。
まともに聞いてもらえないから、
どんどんニヒルになってシニカルになって、
韜晦して、冗談でくるむようになったんです。
いやホントに。
そう考えると今みたいにblogなりなんなりで
誰でも好きなこと言っていいのは、
そしてそれを少なりといえども聞く人がいるというのは、
天国みたいな環境ですよ。
いやホントに。

混乱の例を挙げますと、少し前に
ある芸人さんが若すぎる女の子引っかけて問題になって、
相方の人がTVで泣いて謝ったでしょう。
あれが混乱。
合理的に言えば
「そんなもんお互い社会人やねんから
 二人でいる時ならともかく
 一人の時のことまで僕責任持てません」
と言い切ってもいいわけです。
それが真実ですし。
逆にサムライ的に本気で「謝罪」するなら
頭丸めて全番組降板して一年間謹慎ですよね。
カメラ前でびよびよ泣いても当人にはなんのデメリットも無いわけで、
それは「謝罪」にはならないわけです。
どっちでもない。
その方を揶揄する意図は無く、
このように混乱してますね、と言いたいだけですが。
もちろん、
僕もたぶんいろんなところで、
いろいろ混乱してると思います。

僕は職人さんや職人芸にリスペクトがある方だと思いますが、
それでも心のどこかに醒めたところがあって、
SHARP時代ですけど当時MDが出始めでね。
資料見てますとスロットインローディングの機構を、
何種類も何種類も考えるんですよメカトロ職人達が。
こっちは薄くできる、こっちは簡単で安い……とか。
そうやって精緻な技芸と涙ぐましい努力を凝らしに凝らして、
黒船(あいぽっどと読む)がやってきて
全部パー。
道を究めることは大変尊いことですが、
それが平凡な幸せ、誰かの幸せを犠牲にしてまで、
となると、
それは本当に「いいこと」なのか?
しかしその、着実な一歩一歩が無ければ、
進歩もなければ革命だって起きやしない、
これもまた真実。

まあだから、欲を出さず、
我々の世代では
・二つのやり方がある。
・優劣はないが、その環境に合う合わないはある。
・その人にとって自然なやり方がどちらかは当人しかわからない。
・おたがいに尊重しあう。
こんな感じで一歩、認識が進みましたと。
その事実を広く知らしめるだけで十分な気がしてきました。
大統一は、いずれ現れるブッダ級の大天才に
おまかせして。

わたし個人的には、
道が二つあるとするなら、そろそろ昔とった杵柄、
商人道の方へ戻ろかと(笑)
それで自分と皆さんが幸せならばそれに越したことないですしね〜。
「本一冊書いたから!
 500円ちょうだい!」
と大きな声で(笑)
誰かの人生を変えるほどである必要はない、
しかし、
胸を張って500円もらえるように。
まあ、武士の魂を知っている(持ってはいない)
商人も、いいんじゃないかと。

あなたはどちらですか。
どちらでもいいと思います。
無理せん方がええですよ。

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2008年12月28日

目は、まあ鍛えられる

先週そんなような弱音を吐きましたが、
よーくこの10年でなにが変わったかと考え直してみれば、
「目」は変わったと思う。
変わったというか、
ようやく見えてきたといいますか、
「自分の目」になってきた、といいますか。

人はモノ見てるようで何も見てないものです。
自分に都合のいいように見てるか、
教えられた(それは意識的にでも、無意識に刷り込まれたものでも)
文脈に乗っ取って、
教えられた評価軸を当てはめてるだけか。
一例挙げますと
私の母は吉永小百合さんがあまり好きではないのです。
これだけなら当たり前のことで、
人間には好き嫌いがありますし、
ことに芸能人の方は個性よりも芸風による好き嫌いが
表面に立ちますので、正確に言えば
本人に加え社会全体で築き上げた
「小百合像」
が好きではない、ということですな。
しかしこれを近所のおばちゃん連中の前で語りますと、
一斉にもの凄い反応が返ってくるわけです。
「そんなことありえない」と。
そんなことの方があり得ない(笑)
つまりその
「吉永小百合と言えば日本を代表する美人であり
 彼女を好きでないというようなことはありえない」
という文脈に乗っ取った発言・反応をしてるだけで、
個人の「本当の思い」でもなんでもないんですそんなものは。
えらそうに言ってますが
もちろん僕もあなたも、
同じようなことをどこかでやってるに違いない。
人間っていうのはそういうものです。
「評価を下す」
というのは『極めて』重いタスクでして、
ものすごいエネルギー食うんです。
だからなるべくなら、
一回一回生データを分析して評価を下すなんてことは、
やりたくないんです。
流通してる既成の評価に対して
それほど異論が無いのならそれを流用した方が早い。
かなり前なんですけど、
さんまさんがTV番組でまたお得意の素人いじりをしてて、
杉本彩さんがセクシーだと。
しかしそこに出てきた素人の男性が、
ごく普通の理系独特の良いダサさのある若者が、
「いやぜんぜん」
とこうTV的な空気読みゼロで言い放つわけです。
さんまさんまた得意のくどい繰り返しで
「いやそんなことないやろう!」
男性負けない、「ぜんぜん」
さんまさんついに
「今杉本彩が君の目の前に全裸で現れたら興奮するやろ!」
「い〜〜えぜ〜〜〜んぜん」
気持ち良かったです(笑)
たぶんそう思う男性は15%とか20%どこじゃなくて、
半分とか2/3とか、
「実は」そうなんです。
まあでもシチュエーションとか、
「こう言っといた方がコスト安いな」
という方へ流れがちなんですな。

それは人間の行為全部について、
たぶんそうです。

もちろん全部が全部をゼロから組み立てるのは
非・現実的なんですが、
しかし、自分にとってとても大切なこと、
たとえば仕事とか、
人生賭けてる1st趣味だとか、
そういうことについては、
自分の目で見て、自分の頭で考えて、
自分の心で感じて、
「自分の評価」を下せること、
これが極めて大切なことです。
しかし、逆説的なことに、
大事なことの方が、
世間で流通してる「既成の概念」に触れる機会が多いために、
それと戦う必要が生じるのです。

これが、たいへん難儀なんです。

本当によいバランスにある場合は、
談論風発議論百出、
様々な価値観が様々に語られて、
自分が依拠しやすいいわば「仲間」も見つけやすいのですが、
たいていの「コト」はそんないい状態にはなく、
過度の商業主義に負けて本質からズッぱずれてるか
(最近のコンパクトデジカメの例などこれですな)
世間の注目をほとんど失ったが故に
構成員と構成要素が固まりきって宗教化というか神学化し
そもそも議論が成立しないか
(ピュア・オーディオの世界とかこれに近い)
たいていそんなものです。
そこで自分の価値体系、
「わたしにとってはなにがいいのか」
を確立するのは、
これ並大抵の努力ではない。
勇気も要る。
そして、時間が掛かります。
最初は自分もドロッドロに「思い込まされて」いるので、
そこをアウトプットを繰り返すとか、
多様なインプットを苦行のように浴び続けるとか、
とにかく追い込まれて
「あああもうこれしかない!」
というところを、
しかもそれを何度も何度も繰り返すことによって、
ようやく、
「……ああ俺ってひょっとして、こう?」
というところがおぼろげながら見えてくる。
自分のことが、
自分では一番わからないのです。

ここで私の個人的な話をしますと、
たとえ話になりますが、
僕はユーノス・ロードスターのような、
「走って楽しい」クルマを作りたい。
でも世の中で売ってるのはね、多くは
ジェットコースターなんですよ。
だからいつも書店へ行くと、
「う〜ん……」
と思います。
いいとか悪いとかじゃなくて、
「ちがう」と。
もちろん世にはジェットコースターを好む人もたくさん居て、
そこに対してダメだとかそんなこと言うつもりは
まるっきりないんですが、
でもロードスターに乗って屋根開けて
紅葉の田舎道をふわ〜っと走りたいと思いませんか?
とまあ、こう。
そういう目で見るとそういうクルマ作りしてる
メーカーさんは極端に少なくて、
これホンマに商売になるんかいな、
と不安になったり、
いやむしろ少ないから商売になるんだろ、
と思ったり。
余談ですが
だってロードスターだって世界にたった一台ですからね、
あの世界観をキープできてるクルマは。
Z4とかSLKとかあんなん全然違いますよ。S2000もそうです。
「操る楽しさ」に速度は何の関係もない。
そこに色目があるうちは「屋根の開く速い車」に過ぎない。
(もちろんそれを好む人も多数居るのは承知)
さらに完全余談ですが次のロードスターは
「小さくする」
と貴島さんがおっしゃってるらしくて、
いやもうさすが貴島さんさすがマツダさすがロードスター。
やっぱ別格ですよあのクルマは。
なんでもできる、
お金も技術もブランドイメージも人も経験も余裕もある
巨大メーカーにできないことを、
いや「やらない」というのは「できない」と同じですからね、
広島の二回潰れかけた中メーカーがやってんだから、
人間の行為に環境なんてなんの意味もないんですよ。

そのようなことで、
長年やって何を得るかと言えば
自分の手もそうなのですがそれよりも、
自分の目。
「ああ俺はこれがやりたいんだな」
とう「感じ」。
それを得ると、無駄がなくなるわけですね。
たとえば他者からの評価が低くても、
自分のベクトルに乗ったものであるならば、
それは自分にとって得る物が多い。
楽しくやれる範囲が、増えるわけです。
なんでも楽しくやるにこしたことはないのですが、
楽しくやるってのがこれ、
簡単なことじゃないのです。

あなたが今、「楽しい」と思ってること、
ホントに楽しいですか?

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2008年12月27日

コミケに出す物

はいあがりました、あともう事故でもなければ
ちゃんと当日机に並べます、

「Miracles! #11 アクトレス・プリンセス」

頒布価格500円、
なんと今回はCD-RにてテキストファイルとPDFです!

……いや、最後までコピーで行こうか悩んだんですが、
ま、たまには変わったことやりましょうかと。
僕が同人活動始めました99年からは
随分デジタルリテラシーも変わってますし、
ひょっとしたら今の若い人はテキストファイルを
ぽんとmicroSDに入れてケータイででも読む方が
楽なのかなぁ、とか思って。
もちろんPCなら好きなサイズ好きなフォントで楽しめますし。
あとね、同人誌って処分しにくいじゃないですか。
物理スペース取らないのもいいかなぁ、と。
トライです。できますれば皆様のご意見お聞かせください。

#11ですから当然主演は2年生、堺愛。
もう描き始めは自分でもちゃんと描けるかビクついてたのですが、
描き出すと動いてくれました。
やっぱ自分の好きなように動かせるので楽しかったです。
思い返せば4年ぶりになるのですが、
みんな当たり前のようにそこに居てくれました。
私が成長してないという気もする。

4年間、たまにぽつ、ぽつと妄想してたお話なのですが、
描き始めるとぜんっぜんそんなものではディテール足りなくて、
あぁやっぱ描かな、現物作らな何も始まらんわと。
痛感いたしました。
もっと描きます。

あ、細かい技術面を言いますと、
今回は「ちょうど」って感じを意識しました。
いままではもう濃いければ濃い方が、という感じでしたが、
あんまりクドクドしいのも、と思い直し、
自分的には塩分脂分控えめで。
できてから読み直しても
「あこのへんにちょろちょろっと入れとくか」
みたいなところあるんですけど、
そこはむしろ描くよりも読者様にご想像願う感じで。
いつもそれ描いちゃうんですけど、
全然何の反応も無いんですよね。
お叱りは受けないので邪魔なものではないみたいですが、
無くてもいいものなら、無い方がいいかな、とか。

そんなとこかな。
では、お越しになってくださる方は、
愛ちゃんの大活躍を、おたのしみに〜〜〜。

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2008年12月26日

心因性

相変わらずフラフラしてます。
たとえるとちょっと長い時間船に乗った後、
地面が動いてるでしょう。
あんな感じの、ゆるいの。
が、疲れると出ます。

この「疲れると出る」っていうのが
家電製品の再現性のない不具合同様で
お医者様に行きにくくてねぇ。
始終世界がぐるぐる回ってるなら行きますよそりゃ私だってー。
一応それでweb調べてみるでしょ、
「メニエール 治療」とかで。
そしたらあーた、
鍼に漢方に整骨院に健康食品。
ああやっぱり……という感じです。
もちろん基本的には器質的故障で起きるものでしょうから、
重篤な場合はすぐ診てもらった方がいいのですが、
昨今流行りの「心因性」でござるよ。
「ああストレスですねぇ」ってヤツね。
以前も言いましたが
「気を楽に」言われて楽にできるなら
もう楽になっとるわ!

以下2冊の本はとってもオススメの本なんですが、



要するに「病は気から」だと。
(もちろん両方「ちゃんとした」本なので、
 物理的故障やウイルス感染の場合はさっさと医者へ掛かれと
 念を押してあります)
でもこれって、
パンドラの箱で、
検査してもらって特に悪いところ見つからない、
でもここが悪い調子が悪い、
じゃあ、
悪いのは私の心?

ほなどないすんねん、という感じですよね(笑)
大抵その場合に、なにか心因があったとして、
それを一人で見つけるのは容易ではないですし、
(問題だと思ってないからこそ無意識に負荷が掛かる、
 という問題は多い)
見つけたからといって、簡単に解決するとは限らないし。
芥川龍之介先生ではないですが
「ただぼんやりとした不安」
なんてものは人間であるなら
ほぼ必ず抱くものですし、
三島由紀夫先生のような激情に囚われてしまったら、
もうそりゃ腹切る以外の
選択肢無いじゃんって感じですよねぇ。

それよりは、
「ん!胃潰瘍!?
 ピロリが悪いピロリが!
 全部殺す!ブッ殺ーす!
 ……はい快癒!!」
この方が話がスカッとまとまるのです。一時的にせよ。
根治ではないにしても、
繰り返しますがそもそもその
「本当の原因」に真正面から向きあって
解決できるとは限りません。
それに対して、
時間というのは強力なお薬でして、
そうこうバタバタしてるうちに、
状況が変わってその心因が無くなっちゃうかもしれませんな。
それまで切った貼ったあれ飲んだこれやった、
で誤魔化すのも、
それはそれで一つ作戦かもしれません。

ウチのポストにずーっと長年、
葉緑素系の健康食品のチラシが入るのですが、
使用者の声がね、載ってるんです。
「20年愛飲してます!」
いやいや(笑)
あかんやんと(笑)
本来一番いいのは2週間ぐらいそれ飲めば劇的に体質が改善されて
もう一生病気知らず疲れ知らず老い知らず、
いつまでも死なないと家族に文句いわれる、
これでしょう。
飲み続けてるってことは、
それを止めればどこかが欠損してしまってるってことで、
ヤバイんじゃない?とか。
程度の差こそあれ全ての健康食品に言えることですけどね。
それでも、
理屈はそうでも、
毎晩寝る前にキュッとこう養命酒でも飲むと、
翌朝スッキリした気がするなら、
それでいい、と思います。
現実なんかどうでもいいんだ!
「気がする」っていうのがだいじなんだよ!

だからあんまりその、
箱を開け尽くして、ヴェールをめくりつくして、
「ああこれは心因性ですね。お気持ちを楽に」
ってところに追い詰めないよう、
西洋医学の方も、それから代替医療の方も、
気を配って頂きたい(笑)
「お気持ちを楽に」するのが、皆さんの仕事。
前にもいいましたが
「ぼく、勉強ができないんです……」
という子どもに対して、
「大丈夫! 勉強すればできるようになるから!」
というのは、おかしいです。
「先生にまかせとけ!」
でしょう。
お医者様というのは、ピュア・エンジニアではなくて、
「先生」と呼ばれるように教師同様、
そういう「盛り上げ方」みたいなところまで
含めてのArtなんちゃうかなぁ、と思います。
ああそういや政治家もなぜか
「先生」と言われますね。
冷静に考えればおかしいですやんね、
本来公「僕」であるはずなのに。
あれ、やっぱり、そこの
「イメージづくり」料金なんでしょうな。

いやもう、強い心で自分で治す!
アミノ酸とビタミンCぐらいでなんとか治す!(笑)

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2008年12月25日

本「日本の「安心」はなぜ消えたのか」 山岸俊男



「ほぼ日」で「イトイの買った本読んだ本」という
コンテンツが始まりまして、
http://www.1101.com/itoi_books/index.html
イノイチに紹介されたのがこれ。
以前から糸井さんは山岸先生の本を強く薦めておられるのですが、
そういうコンテンツで一番にこれ、というほど思い入れがあるのならば、
ということで1600円出しました。

出してよかったです。
社会心理学の方面から表題について切り込まれており、
がさつに抜き出しますと
「武士道とか言うてるからあかんねや」と。
「正直」というのは商人の美徳であって、
裏切られるかもしれないというコストを払いながらも
相手を信頼して関係を結び協力して
より大きなことをやっていく、
お互いにいい目を見る、
それがこれからのグローバル社会では必要な意識なんだー、と。
もちろん武士道が悪いわけではなく、
それが必要な・または有効な社会の段階やシステムはあって、
その時はそれがよいのですけども、
「今」の「大衆」にとっては、そうじゃないと。

いやもう全くおっしゃるとおりで、
ウチの祖母がね、昔酒屋やってましてん。
ウチの目の前に大阪で2番目にできた府営住宅がありまして、
まあ今で言えば高級タワーマンション前のコンビニ、
もう儲かった儲かった。
師走などアホみたいに忙しかったそうです。
僕が物心ついた頃にはもう酒屋は止めまして
タバコ+雑貨でのんびりお店開いてたのですが、
なにかの拍子にフト僕が祖母に
「『あきんど』ってなにが大切なの?」
と聞いたことがございます。
即答ただ一言、
「正直や」
サービス精神とか目利きとか勤勉努力とかではなく、
ただ正直に商売していれば、お客はつくと。
それは70年代までだから、あるいは酒やタバコといった
(当時)価格・品質要素が重視されない品物だったから、
という面はあるにせよ、
絶対の真理だと思います。
「情けは人のためならず」と申しますが、
お客さんは品物だけではなくサービスだとか無理を聞くとか、
そういう全てをひっくるめてそこで買うわけでしてね。
家電量販店関西資本で唯一となったJoshinがまだ頑張れてるのも、
価格だけではなくそういう
「信頼パッケージ」を売るのに特化してるからで、
その安心もあってウチは
「家のもの」はもう基本的に割高には目をつぶって全部Joshinです。
電話一本駆けつける、
その、「あたりまえ」だったことができなくなっているのが
今の日本です。
それは劣化というよりも混乱でしょう。
そちらの方がよいとなれば、またそちらに振れるはず。
先日もTVでサッカーの中継見てましたら、
まあこの局は随分前からなんですけど
ほんっと実況がヒドすぎで、
もうホンマ(以下120行削除)
でも実は今年の夏WOWOWでユーロ観てたんですが
別に文句ない実況模様で、
「ああなるほどつまり今はサッカーは金払って見るコンテンツなのね」と。
そんなものです。
まだ少し、時間が掛かりそうですが、
そのうち「信頼すれば信頼が返ってくる」という当たり前の事実の
居心地の良さに、気づく人が増えてくるに違いないです。
江戸時代はご存知の通り商業もとても発達した時代でして、
世界初の公設の先物取引所は大坂の米相場だったそうですから、
日本人にも商人魂は色濃くあるものですよ。
そうそう、「商社」が世界中を暴れ回ったのはついこないだのことです。

話は変わりますが
日本という国を見るとき注意するのは
ほんとにこの国は「本音と建前」の二重構造の国で、
両方見ないと全体の雰囲気は掴めない。
武士道がピュアに磨かれれば、逆の商人道も華やかに花開く。
ミシュランが寿司屋に三つ星を出すと同時に、
フランスで一番有名な日本人は鳥山明先生なのです。

ああそういえば司馬遼太郎先生が晩年、
歪んだバブル経済に心を痛め
「日本人は商人にならなあかん!」
と叫んでおられたのを思い出しましたよ。
商人というのは、「お金を儲ける人」ではなくて、
「おたがいの利益のために頑張る人達」のことですな。
武士道もそうですが、
他者との関係性無しに人間社会というのはありえないのです。

ギブがあればテイクがあって当然。
ギブ&ギブではいつかギブアップしてしまいます。
それよりは、みんなで長くギブそしてテイクの方が、
幸せに違いない。
テイクそのものを忌み嫌うのではなく、
「いやその程度のことでそれはテイクしすぎやろ」
「この人達にはもうちょっとテイクさせてあげるべきやないか?」
というあたりで、うまく話が収束していくといいんですけどね。

なんとなくクリスマスにふさわしい本でした(笑)
おすすめです。
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2008年12月24日

本「ラッセル 幸福論」 バートランド・ラッセル



先日長年やってましたことで
一山越えたのはよかったんですが、
越えたら越えたで「支え」みたいなものを失いました。
どんなに辛い重荷でも背負ってさえいれば
「これを降ろす日が来れば!」
と頑張れるものですが、
いざ降ろすとどうしていいのかわからない(笑)
全部「それのせい」にできてたんですな。
体調悪いのはそれのせい、
機嫌悪いのはそれのストレス、
で、無くなると、それのせいには、できない。
でも人間普通に生きてましても
やはり不機嫌も不満足も襲うもんでして、
なすりつける対象を失ったわたくしは、
偉人の知恵を借りることにしました。
バートランド・ラッセルといえば当代随一の知性です。

……「当代随一の知性」とはどういうものか
まざまざと見せつけられて逆に鬱(笑)

いやあもう、要するに
「不幸っていうのはこれとこれとこれとこれが
 主な原因だよね、
 その時にはそれぞれこれはこうこれはこうこれはこう、
 幸せっていうのはこれがこうでこれがこうだったら
 いいよね、
 じゃあ、こうしてああしてそうしてどうして」
というようなことが
超・理路整然と書かれており、
この本読んだだけで
「不幸になんてなりようがない」
とまるで実演販売の人に心地よく騙された後のような
気分になれます。
「あたまがいい」っていうのはこういうことだと。
わかってるようでいてわかってないことを、
誰にでもわかりやすくすること。
他の国民同様イギリス人にも良い点悪い点ありますが、
最も良い点は
「これってこういうことでしょ? 違う?」
とこっちが二の句の継げないまとめ方ができるところ。
「いやそんな簡単なものじゃない」
と言いたいんですけど、丸め込まれてしまう。
自動車で言いますと初代ミニ。
あれぞまさにジョンブル魂でして、
あれ以上何も要らない、あれ以下には何も引けない。
あれで、イギリスの自動車産業は、終わったんです。
完成しちゃったから。

まそんなようなことで、
ごっつ釈然としないのですが、
しかし魔法の文句は
本書の中で先生がおっしゃってるように、
「どーせ宇宙の流れの中ではたいしたことないんだから」
ということでして、
まあ、辛くなったらこの本ぱらりとめくって、
「……まあそうだな、バラバラに問題切り分けて考えりゃ、
 たーいしたことねーなー」
と思うのがよろしいです。
鼓舞するでも励ますでもなく、
「だってこういうことじゃん」
という自然体の言葉が、胸に染みます。
本棚に一冊、
バファリンのように常備すると、
助かることも多いかもしれません。

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2008年12月23日

志紀

年も変わることだし眼鏡でも替えようかしらん、と
腕っこきのマスターが経営する
JR志紀「アイライフ」へ足を伸ばした。
白い原稿を前にしての現実逃避である。

数年ぶりのマスターは髪が随分白くなられたが
相変わらずお元気で、
さっそく見繕ってもらったもののピンと来るものがない。
やはり売れ筋が品薄になり、
ちょうど僕らぐらいの年の人は、
こういう「昔ながらの眼鏡店」へはなかなか来ないのだとか。
ので、今掛けてる眼鏡を調節してもらった。
掛けてる状態を一目見ただけでズレの量と角度を把握し
調節してスッ……と掛けてもらうと
あら不思議、視界までもが違う。
それはズレていると目とレンズの距離が離れて
結果矯正視力が落ちるからで、
それをピッタリ合わせるだけで「よく見える」ようになるという。
さすが、としか言いようがない。
ちょうど問屋さんが来たので、
さらに色々見せていただいたのだがやはり昨今は
ツルの部分が太く華やかなモノが流行りらしく、
趣味に合わぬ。
さらには色合いも必要以上にペカペカしており、
ケータイもそうだがなんでああペカペカさせるのか。
わたしらアオアズマヤドリか。
で、シンプルなの、
と言い出すとこれまた本当に味も素っ気も無い姿形で、
シンプルな中にも美しさ、
なんて難しい注文は求むるべくもない。
きっとなんだ、
そういうの欲しければブランド眼鏡店で
10万とか出せってことかキエエエエエ。
ああ格差社会格差社会。
「いやせっかく来てもらったのに悪いねぇ!」
「いえこちらこそ何も買わずに」

志紀駅前は静かになった気がする。
25号線手前のライフ方面に人が流れたからだろうか。
若き日に食いまくった「ぱんのいえ」が
閉まってたのがちょっとショックだった。
そう言い忘れた「アイライフ」へ向かう道すがらの
モスバーガー、これもアホみたいに食いまくったあの店舗、
無くなってた。
寂しい。
ふと思い立ってお好み「味よし」の方へ足を向ける。
あった。
やってた。
思わず中に入るとおばちゃんが記憶の通り居て、
でも記憶と違うのは、平日夕方ということもあってか、
ただお一人。
話をする。
最近は不景気だからかとにかく夜来てお酒を空ける人が減ったと。
「でも趣味でやってるようなもんやから!あはははは」
スジ肉入りネギ焼きの味は、
記憶の通り。
豚玉500円も、記憶のとおり。

歳月と共に変わるものあり、
変わらぬもの、あり。

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2008年12月22日

動かない机椅子


よくファミレスへ行って仕事してるフリをしたりするのですが、
あれファミレスの机と椅子って居心地いいんですよね〜。
高さなんかはオフィス用と同じだいたい71〜73cmというところで、
椅子ももちろん高さ調節なんかできないんですけど、
なんとなくこう、安心感がある。
で、なにがいいのか考えてみたところ、
あの床に作り付けている
「ガッシリ感」
かなぁ、と。
(あと飲み物とトイレがすぐそばにあるのも大きいですが)

皆さんの中にも、
「キッチンテーブルでやるのが一番はかどる」
という経験はございませんでしょうか。
机は、「広くて」「ごつい」というのが、
一番のような気がします。

椅子は私、アーロンに座ってもう何年にもなりますが、
得た結論が
「身体動かせ」
でして、
先日「日本のたくみ」(白洲正子)で読んだのですが
ある職人さんが座って作業する時、
非常にリズミカルに身体全体を動かしてモノを作っていく。
で、肩こりや腰痛とは無縁なんですって。
そうですよね、ああいう手工芸の世界の職人さんって、
たいてい床に直で座ってるじゃないですか。
あるいは椅子っても木でできたスツールみたいな簡単なのでさ。
でも、70、80のおじいさんおばあさんが大現役なのね。
それがいわゆる頭脳労働者になると、途端に
腰痛い腰痛い言い出すわけです。
その差はどこかといえば、
やっぱり「動いてる」かどうかなのかなぁ、と。
で、アーロンにしろセダスにしろ国産ならコンテッサとか、
全部「動かないこと」を前提にして
どう負荷を分散させて減らすか、
という作りなのですが、
もちろんそっちはそっちでいいんですが、
そうじゃなくて、
身体さえ微妙に動かすことができれば、
椅子も机も、なんでもいいのかも。
だから逆に、
椅子や机はガシーンと動かない方が、
身体は微妙に動かしやすい、かもしれない。
高級椅子、当然ですが下全部キャスターでしょう。
あれがいいようでよくないようで、で、
あれついてると直線的に前後にしか動かない。
むしろ動かない椅子の上で右に左に身体捻る方が、
いいのかもしれない……
とか、思ったり、しました。
さすがにファミレスではできませんが、
あの4人掛け用の長椅子ですと、
あぐらかいたりもしやすそうですしねー。
たまに深夜寝転がっちゃってる人もいますが。

そうは言っても頭脳労働の場合、
キューッと集中しちゃうと身体動かさずに
数十分から時には数時間固まっちゃうものでして、
やっぱり高級椅子に包まれてる方が
確実といえば確実なのかなぁ、とも思います。

全身貧乏揺すりみたいな癖をつけるか……
あるいは演歌でも聞きながらノリノリで仕事するか……

とりあえずキャスターロック機構というか、
だってあの全面移動力を必要とする場合って少ないですよね。
95%ぐらいは前後の移動にしか使ってないわけで、
ベストポジションと着座用引いたポジションと、
2箇所を往復するようなメカニカルな機構があると、
嬉しいかもしれません。

本当の名人が作ると木の椅子でも、
座面にも背中にも布もウレタンもなにも貼ってないのに
抜群に座り心地がいいらしく、
椅子というのは、奥が深いものです。

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2008年12月21日

ハーフ&ハーフ

属性、というものがございまして。
ロリ属性・巨乳属性・メガネ属性・ツンデレ属性・黒パンスト属性、
まあ早い話が
「これさえあればプラス30点!」
という「ツボ」が男性にはあるのです。
女性にもあるらしく
ウチの母などはスーツ属性をお持ちですから
亡き父が毎朝スーツ着るたびに惚れ惚れと見ておりました。
それだけならちょっといい話なんですが
逆に普段着の時はかなりボロカスでして
彼はオシャレではあるのですが地味好きでしてそこを指して
「オッサン臭い」
ということを死ぬまで指摘しておりました。
だってオッサンなんだからオッサン臭くて当然だと思うんですが、
まさか日曜日もスーツ着るわけにもいかんしねぇ。
そしてよくできたもので、
オシャレは弟に地味好きは僕に分配されました。
当然母的には物足りないらしく弟を指しては
キラキラの安物ばかり買って、と、私を指しては
ジジ臭いものばかり買って、と、
いじめます。

それはいいんですが、
私あんまりそういう属性が無い人でして
……と、書くと、身内から
「えーっ!?」とか驚愕の声が飛んできそうですが、
いやほんと自分の意識的には無いんです。
しかしこないだ、ハッとひとつあるかも、
と思いあたったそれはハーフ。
「あいのこ」に弱い。
そもそも勤めてた会社がオーブントースター・レンジを開発し
そこでインターネット・テレビを企画してましたから!
今でも柚木ティナ(Rio)さんとか大好きです。
ぐぐらなくてよろしい。
ウチ(といえばミラクルズ)の子達でいいますと
もうエレーナはあれもう趣味丸出しのデザインでして、
まあ、ああいう感じでござる。
ああ骨盤属性もあるかもしれない。
狭い骨盤見てると不安になってきます。
脚線美、とか言い出しますと大抵スラッと細い脚で、
いや太股というのは太いから太股というのであって……

この属性と言いますものは
生まれもってのものでして、
本人にはいかんともしがたい。
思い出しますのは子どもの頃小学生低学年、
近所にニシダさんという女の子が同い年でいまして、
この子が巻き毛の明るい髪色、
目鼻立ち大作りでクッキリハッキリ、
色抜けるように白くて、大柄。
名前が純和風だったのでハーフではなくても
ひょっとするとクォーターとか、
そんな感じだったかもしれません、
いや、ただ思い出ブーストが掛かってて
実はそれほど日本人平均から外れてなかったかもしれませんが、
とにかく当時はそう思ってました。
その年頃の男の子は基本的にバカでして、
興味持ったものはネコでもプラモデルでも女の子でも
ツンツンつついていじめてみたくなるもの。
なんの拍子か口げんかになった時に、
「なんやねん合いの子!」
とか言っちゃった。
そしたらニシダさんいきなり
ぶわっ
と泣き出しましてね。
その瞬間生まれて初めて、後付の感想になってしまいますが、
「言葉の力」を意識しました。
たった一言で、人は泣く。
泣かれたこっちがパニックになって、
泣きながら家路につく彼女を
呆然と見送る他ありませんでした。
ニシダさんあの時は本当にごめんなさい。
こんなようなことで、気になる存在だからこそ
そういう言葉も出たんです。
ごめんなさい。
今頃どうされているのだろう。
可愛らしい顔立ちだったので、
いい人見つけていいママになっているのだろう、
と信じます。
その頃からハーフ好き。

たぶん何かと何かが出会うところに、
新しい何かが生まれそうだ、
という予感みたいなものが好きなんだと思います。
今でも、イヌでもネコでも血統書などというものに
これっぽっちも興味が無く、
むしろ長居公園歩いてますと最近は
いろんな掛け合わせが見られて楽しいです。
(当人達はたいへんだと思うのですが)
ペルシャと和猫のMIXでしょうか、
スラッと和猫ボディなのに顔の周りとしっぽだけフサフサの
ライオン丸みたいな子とかいて、
自然というのは多様です。
あと、
「○○だから○○」というのが、
すこぶる嫌いだから、でもある。
オバマさんが次期大統領に選ばれた時、
向こうでならともかく日本で
「黒人が黒人が」というのに非常な違和感を覚えました。
だってそもそもあの人MIXじゃん(お母さん白人)
半分白入ってまだ黒っていうんだったら、
アフリカから旅をしてきた我々はみんな黒ですよ。
意味がまったくわからん。

最近では日本のタレントさんでも
ベッキーにウエンツ君に青山テルマさんとMIXもごっそり増え、
スポーツでもダルビッシュ有やカレン・ロバートが大活躍。
これ二人とも「外国なんか行きたくねぇ」と言ってるのが
なんというか、微笑ましい。
僕が老いた頃には
「おじいちゃん、『ハーフ』ってなに?」
と4種類ぐらい混ざった孫に問われてみたいですな。

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2008年12月20日

道未だ遙かなり

「間違うてるんちゃうか」
と途中からうっすら思っていても、
度胸が無くて修正せず行ってしまって
余計に傷口を広げた経験はございませんか。
僕はそんなんばっかりです。

最近もどうもこう、
間違うてるんちゃうか
間違うてるんちゃうか
と自問自答しながら暮らしています。
なんと言いましょうかね、
どうがんばっても130km/hしか出ないのに、
一生懸命ストレートを磨いているような。
そじゃなくて、
80km/hのカーブで緩急つけるとかね、
微妙に動く球でバットの芯を外すとかね、
そういうとこ考えていかな、
あかんのちゃうか自分〜?
(関西では相手のことを「自分」と指すことがあります
 この場合相手は自分なのでどっちでもいいのですが)

がむしゃらに前に出るより受けて立つとか。
要素単独のクオリティではなく全てはコンビネーションだとか。
極端なインパクトよりもバランスの生み出す心地良さだ、とか。
とかとか。
なーんか今まで、
「いやっそれはちがうッ!」
と言ってたことの方が正しいような、
いや正しいというよりも、
自分にはそっちの方があってるのかも〜、
というような、
そんな情けな〜い疑問形が頭にこびりついて離れません。

そんなことはね、後からできると思ってた。
一段下に見てたわけですな。
いや違う。
それはそれで、そういう方向に、鍛えないと、
注意深く冷静に意識を持って丁寧なハードワークで、
やらんと、やっぱダメだと。

なんどかそういう気になったことはありまして、
ものの例えですが、
サッカーで言うなら
FWじゃなくてセンターハーフの位置から、
物事にコミットしていく、
ような感じの。
でもそういう時決まって
「いやしかしサッカー選手であるならば
 どこからでも点を獲りに行かないと」
と思い直したり直さなかったり。
そこがちょっと間違ってて、
点を獲るのは、
僕ではなくて、成果物、僕ならば書かれたもの。
言い換えれば、
自分が点を獲りに行ってるようでは、
ダメなんじゃないかと。
非常に微妙なわけのわかりにくい表現なんですけど、
「この文章」に点を獲らせるために、
自分は消えて水面下で働くような、
なんかそんな感じ。

とするとそれは、
今までやってきたことと180度違うので、
いままではなんだったんだろう……
という感じです。

ただそれは、本人の感覚上の問題であって、
できあがったものとは、
直接は関係ないんですけどね。
打ち損ないでもヒットはヒット、
会心の当たりでもピッチャーゴロはピッチャーゴロです。
もちろん
「会心の当たりでヒット」が一番気持ちいいわけですから、
それを目指すんですけども。

こないださ、
そろそろ10周年だとふと思ったので
この10年でどのぐらい書いたかざっくり調べたのさ。
公私合わせて15000KB、
原稿用紙にして3万枚ぐらい。
つまりね、
そのぐらいでは、なにも起きん(笑)
吉本隆明さんの名言に
「なんでも10年やればいっちょまえになる」
ならなければ俺の首をやると。
ならなかったよ(笑)
吉本さんの首は要りませんけども。

走りゃええってもんじゃないッスねぇ。
どこ向かって走るか、しっかり見てないと。

おかしいとは思ってたんですよ。
いつもさ、
パッとやった方が評判よくって、
一生懸命頑張った方があんまりなのね。
(多くのコンテンツビルダーが頷かれる経験だと思いますが)
ま、なんてんだ、えー、
「がんばらなあかん」ってとこへ追い込まれてたら、
それはもうアウトなのさ。
その人のナチュラルではないからね。
がんばってもせいぜいプラマイゼロにまでしかもってけないから、
時間と労力の無駄。
ゼロからやりなおせ。

……と、言われてるようで、
メニエールも出てくる今日この頃です。
はー。
いっちょまえになるのは、いつのことだろう。

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2008年12月19日

スポーツ三題

・クラブワールドカップ マンチェスターユナイテッド 5-3 ガンバ大阪

いやーめちゃくちゃ面白かった〜!
2-0から1点返したらユナイテッドに火点けちゃいましてね。
ボコボコに殴られたんですがそれでも
遠藤のコロコロPK(今日はちょっと速め)が決まって橋本も得点、
「攻撃サッカー」とはこういうことを言うんだと
タフ西野に思い知らされた感じです。
やっぱサッカーは殴り合いが面白いのう。
去年のミランvs浦和は「これ以上はやりようがない」という善戦をして
でもやっぱり試合全体としてみればミランに
コントロールされてた感じがありましたが、
今回はもちろん力の差はありこそすれ
マジバトルという感じでした。
いやほんとガンバがプレミア中位のチームだって言っても
通じると思いますよ。
これ2トップが……ファンの人には申し訳ないけど
もうちょっと迫力あったら、もっと焦らせてたと思う。
ルーニーのあのなんだ、缶蹴り遊びみたいに得点するの、
あれは一体なんですか。
あれがワールドクラスなんよねぇ。
あと二川が使えなかったのも痛かった。
でもこれで遠藤には海外フラグ立ったんじゃないですか。
ぜひいいチームあったら行って欲しいですね。
あとは西野監督もこれまた評価上げたんじゃないでしょうか。
スペインあたりのチームで
「あいつのサッカーオモロイやないか」
と言ってくれるオーナーが居れば……
と、いろいろ夢が広がる、
いい試合でした。
私セレッソ・サポですから、
普段はガンバは絶対応援しないのですが、
この試合ばかりはよしいけそこだと喚いてしまいました。
ガンバサポも華々しく鼻血まみれになっても
前へ「足」を出す「らしい」戦いに
大満足だったんじゃないでしょうか。
個の力では全ポジションに各国代表のエースを取りそろえる
ユナイテッドとは正直まるで比較にならず、
西野さんの手元には状況を変えるカードすら一枚も無かったわけですが、
それでもしっかり鍛え上げて全員でタフに戦えば
世界一のチーム相手にここまでやれると。
3点目取られてあのクールなファンデルサールが
なんか蹴ってましたからね。
いい試合でした〜。

・竜王戦決着。渡辺 4-3 羽生で大逆転防衛。永世竜王位。

羽生開幕3連勝が決まった時には「ああもう決まりやね」と
永世全冠をお祝いするムードすら漂ったものですが
そこから、正確には4局目途中から渡辺竜王驚異の粘り。
その局が終盤乱戦になって、ご本人も
「何度も負けを覚悟したのに、なぜ自分が勝っているのかわからない」
というほどのハードバトルだったのですが
これを凌いで一気に吹っ切れたのか、
そのまま4つ取り返して初の永世竜王位に。
(竜王は5期連続か通算7期。羽生さんも通算6期でリーチでした)
将棋のタイトル戦で3連敗後4連勝は
史上初めてとのことで、
なんとも華々しい幕切れとなりました。
第7局ぽつぽつと中継サイト見てたのですが、
ド素人の感想ですけども、
羽生さんの強みである「大局観」みたいなところへ、
渡辺さんがそれを外すような、
新手というか奇襲というか、
あれ?それはいいの?
という手を繰り出してその大局観を強制的にリセットさせる。
ゼロから組み直させられる羽生さんはそのたびに
精神力と体力を削られて、
最後は根負け。
そんなイメージでした。
渡辺さんの若さと思い切り、あと3つ取られたが故の
「思い切ってやりたい手やったれ〜〜」
という感じがいい方に作用した感じです。
blogでも追い詰められても淡々と
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira
「まだ星は厳しいですが、がんばります」
てな感じで、ずっと自然体。
もちろん内面ではもうドロッドロに悩み抜いたり考え抜いたりしてるのかも
しれませんけれども。
ともあれおめでとうございます。
ま、ね、全部が全部ハブカラーというのもつまんないですから。
また来年この組み合わせで観てみたいですが!
中継サイトの梅田望夫さんの観戦記もすごく面白いです。
何書いてあるかさっぱりわからん「web進化論」の100倍おもろい。
http://live.shogi.or.jp/ryuou/index.html
将棋観戦おもしろいですよ。
アメフトとかバスケ好きな人なら結構ハマれると思います。

・フィギュアスケート・GPファイナル 優勝・浅田真央

やや旧聞ですが、これも観てました。
真央ちゃんバケモンでね(笑)
フィギュアはジャンプだけじゃない、とは言っても、
ジャンプだって表現のひとつですから、
あんなぴょんかぴょんか飛ばれたらもうどうしようもないという感じでした。
演技順があとで、
「自分の完璧を出せても勝てるかどうかわからない」
というところへ追い詰められたキム・ヨナ選手が
観てて気の毒なほどでした。
あれも勝負のアヤですな。
SPでキム選手がわずかに上回ったのは
正直ホームアドバンテージが効いたと思うのですが、
逆にあそこで1位浅田2位キムで、フリーが逆の演技順だったら……
と思います。タラレバですけども。
しかしまだ二人とも伸び代がありそうなので、
これからもまた楽しみです。
あっという間に来年の世界選手権がやってきますからな!
天性のあるスポーツ選手がその絶頂期に登りつめていく
期間というのは、
観ててワクワクさせられるものです。
人間の限界を破ってくれそうだから、かもしれません。

今年はなんだか北京五輪を筆頭に
スポーツ大当たりの年のような気がします。

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2008年12月18日

あれはデザイン料

年の瀬も近づいて参りましたから髪を切りに行きました。
いつもどおり、1000円ショップです。

「どうなさいますか」
「短めで」
「バリカンは掛けますか?」
「はぁ、まぁ」
「どのぐらい掛けますか? 何ミリ?」
「いや、まあ、適当に……」
「裾だけ? 真ん中ぐらいまで?」
「えーっと」
「頭の上はどうします?
 ボリュームあった方がいいですよね」
「いやもう切ってください。
 薄いもんは薄いんで」
「フッ(鼻でお笑い)」

「まかせた」つってるでSHOW!?
自動でカッコ良くしてよスティーブ師匠みたいに!!

いまさら、
37年も生きてきて、はじめてわかったよ
高い美容室が5万とか10万とか言うの。
あれさ、「デザイン料」なんですよね。
そしていいデザインができる人間は常にとても稀なので、
当然むちゃくちゃ高いんです。

今さら何をと言われるかもしれませんが、
僕「技術料」だと思ってて、
それだったらあんまり変わらないのになぁ、
と思ってた。
いやー、デザイン料とコンサルティング料だと考えれば、
そりゃそのぐらいするわそりゃ。
むしろ安い。
その分継続的にたとえば1ヶ月に1回来てもらって
トータルで年間数十万とかか。
そりゃそうだよね、服買うこと考えればそのぐらいは。

どんな仕事でも結局はそうで、
環境や状況に応じてカスタム解決策を提示する、
というのが極端に困難なんです。
ある程度プレタポルテの解決策だと
どれほど複雑でも原価高くてもコストダウンの方策があるはずで、
結局のところいつかは安くなる。
おじさんがやってた街の理髪店は、
だからあまり高額にならない。
型どおりの七三だと隣の理髪店へ行っても
そんなには変わらないものに仕上がるわけで。
そこで規制緩和なりなんなりのキッカケがあると(笑)
「型どおりの七三やったらすぐできるから、
 ほな半額で倍以上の客取るわ」
と考える輩がでてきてもしょうがなく、
それはもう世の流れとして必然で、
そこをダメだっつってても始まらないな、と思います。

とどのつまり勝負の肝は、定番の見解ですが
「これはあそこ行かんと解決しない」
という何かを持ってるかどうか、ですな。
それはトークでもいいし、
待合室に「はじめの一歩」が全部揃ってる、
でもいいんですけども。

直前のおじいさんが15mmのバリカンで気持ちよさそうに
刈り込まれており、
よぉし俺もこうなったら電気バリカン買うか!
という気になった。

posted by ながたさん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2008年12月17日

口コミ速度

母の近所の友人のお宅が
毎年目にも鮮やかなクリスマス飾りでして、
たぶんこの近辺で一番早くから本格的にやってるんじゃないかなぁ。
もちろん毎年別の飾り方ですよ。
でもってそこのお宅ではお犬様を複数お飼いで、
これがなんとフジテレビの耳に入ったらしく
クリスマススペシャル「きょうのわんこ」に
出演するとかしないとか。

という話があって、
一週間後に撮影隊が来て撮影して、
翌日、母が近所のスーパーで買い物してますと
まるで見知らぬおばさま達がうわさ話を。
「鷹合で『きょうのわんこ』が撮影されたらしいわよ!」

すごいですな口コミの速度ってのわー。
母はその方とは結構親しいので、
話があってすぐ聞いてると思うのですが、
そのおばさん達は全然知らない人なんですよ。
一週間で地域中に広まっちまうってことですよね。
もちろん他に媒体なんかありゃしませんから、
オール口コミですよ。

これ聞きかじりの知識なんですが、
稲作が北九州に上陸して青森の端っこまで行くのに
どのぐらい掛かったと思います?
30年掛かってないらしいですよ。
30年というと長いようですが、
回数にすれば30回ですからね。
「あっ、あれはよさそう!」
という時の情報の伝達速度って、すごいですなあ。

私がiPod初めて買いましたの第3世代でして、
Windows用iTunes投入の直前でした。
その頃はもう、好事家以外は誰も知らないブツだと言ってもよい。
5万出したしねぇ。
それがほんのわずかな時間ののち、
母に「iPod買ってきて!」と言われて
mini買いましたからね。

口コミの伝播速度に驚くと同時に、
そのようなことで、
どこで誰が見てるか・聞いてるかわからないので、
悪いことはできんなぁ、という感じです。

あ、ちなみに今年のイルミは
2分掛けて徐々に変化していくように
組まれてたそうですが、
TV局様のご希望により
全開でギラギラ輝くところへわんこが出てくるように
家族総出で修正したそうです。
まあ、そのぐらいのツクリは、ね。

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2008年12月16日

痛電2

さてあんなことを書いてしまったからには
http://hoenaga.sblo.jp/article/24082514.html
やらねばなるまい。
ということで
筐体色オレンジに似合うキャラなど考えてみたのですが……
意外にオレンジって少ないんですよね。

・ラスカル
・プーさん
・ジュリーいやジェリー
・フォクすけ
(Firefoxのマスコット。可愛いですよ)
 http://foxkeh.jp/
・みかん星人
・マライヒ

ここでみくるやまいまいが出てこないところが
ヴェテランの味わいやね。
キャラではなくてロゴとかもいいかな、たとえば

・ロディア(メモ帳)
・ロイヤルホスト
・カルビーポテトチップス
・オランダ代表
(エンブレムかっこいいんですよ。王冠被ったライオンで。こんな感じ↓)
 http://item.rakuten.co.jp/fanshop/mug79/

と、考えててフト

・au by KDDI

っていうのを思いついたのですが
それで笑えるのは自分だけなので却下。
(念のため申しますとN-03AはDoCoMo機です)
2分ぐらい悩んだ末に、
彼に御登板願いました。


DSCN0124s.jpg

(スイーツつながり)

問題は私ミスドよく行くんですけど、
ミスドでこのケータイ使うと周囲に
「この人なんぼほどミスド好きなんやろう」
と思われてしまいそうなことです。
(ちょっとブラマヨ風の心配)

僕は彼の、
やる気あるんだかないんだかさっぱりわからない表情が、
大好きです。
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2008年12月15日

ミス・ユニバース

あんまり人の悪口ばっかり言ってると
早めに地獄へ叩き落とされるんだろうなとは
思いつつも言わずには居られない、
そんな地獄の季節ってありませんか?
ながたDeath。

今日は美女が勢揃いですよ。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20081210_38251.html
いやあのね、
最近あれで成績いいじゃないですか日本勢。
あれさ、番宣見ただけなんですけど、
世界トップレベルのなにその、プロデューサーというかがね、
あれだ、シンクロのコーチみたいな人がついてね、
徹底的に鍛えてるんだって。
見て、この
「西欧人が喜びそうなアジアンビューティー」
にフォーカスした、
「勝ちに行く」ラインナップを。

アホか(笑)

いやもうさあ、そういうことやめようよお。
またながたは理想主義だからとか言われるかもしんないけどさー、
ミス・ユニバース、っちゅーんやったらさあ、
「やはり東欧美女は妖精だ!」
「いやいやアフリカンの生命力の爆発には敵うまい!」
「チャイナの脚線美の前には全てが沈黙するね」
「情熱の視線と腰つき、ラテンアメリカに限るじゃないか!」
「待て、あれに見えるは日本代表!」
「おお、カッポーギ! カッポーギだ!!」
「オカアチャ〜〜〜〜〜〜ン!!」
こうでしょう。
違いますか。
違いますか。
違いますか。
だいじなことなので3回訊きました。
なにこの受験勉強で100点獲りましょうコンクールみたいなの。
同じベクトルで理想到達点に向かっての努力量を競いたいなら、
ホットドックでも早食いすればいいじゃないですか。
確かにバイオリンコンクールとかバレエのコンクールなら、
「かくあるべき」とりあえずのベクトルが存在するのはわかりますよ、
しかし……

美は作られるものではない。
それを一番よく知るのは日本人ではないですか。
それは自負していいものだと思いますよ。
いや、作られる美もあるけど、そうでない美もあると。
だから日本料理では、
「お造り」って名の、
切っただけの魚が出てくるわけじゃないですか。
それを世界に向けてアピールせんでどうするんだ、
一番の強みを。
世界が欲してるのは今までの価値観の延長上にあるものではなく、
イノベーションやレヴォリューションではないのか。

まあそれでも
負けるよりは勝った方がよかろう、
という考え方もアリアリではあり、
「出るからには勝つ」というのは正しいことではある。
だからそこにトライする人々に敬意はあるんですが、
しかし、
「世界の美女が大集合!」
といわれて期待するものとは違うものではないかと。
それはたぶん僕だけじゃなくて、日本の多くの男性いや、
世界中の男性が、自国代表を見て、
「?」
と思ってるに違いない。
それで選ばれたミス・ユニバースの
「ユニバース」って、どこのこと?

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2008年12月14日

自作カフェモカ

我々の世代にとってスタパ齋藤さんはやはり「兄貴」であり、
男の子というのはいくつになってもお兄ちゃんの真似をしたがるものです。
カフェモカっておいしいけど
作るの結構面倒な飲み物だと思ってましたら、
http://bb.watch.impress.co.jp/stapa_blog/archives/2008/12/iphone_3g_1.html
インスタントコーヒーとインスタントココアでできますよと。
やってみた。
おう、まずまず!
バンホーテンのそれね、
おいしいとは思ってたんですけど
森永ミルクココアに洗脳された我々にとっては
ちょっとクドいなあとも思ってましたところ、
それが珈琲の苦味にてマイルドになり、
いいかんじです。
これ、挽いたコーヒーと合わせてもよし、
ココアを森永にしてもよし、
ミルクをさらに加えてもよし、
(ここでまたクリープ派と植物性油脂派で血で血を洗う抗争が)
自分好みのバランスを見つけるのが、
また楽しそうですね。

スタバというのはいろんな「しきたり」が
隠されておりまして、
「今日のコーヒー」はおかわり100円って知ってました?
リフィルっていうんです。
「おかわり」って言え!って感じですけど、
そこはほら、グローバル経済の世の中ですから。
弟も世界展開の飲食店に勤めておるのですが、
全部英語ですよ。
「クルー」とか言うんですよ。
あれカッコつけてるんじゃなくて、
パイロットさんとかと同じで、
英語でやってればほら、
ニューヨークでも北京でもナイロビでも
同じ内容ですぐ働ける。
それはいいんですが
ラテショット追加50円です。
ただ、僕思いますに
ラテはトールサイズの薄めのが
日本人にはベストバランスだと思います。
まちょっと彼女の前でエエカッコしたい大学生男子などは
覚えておくとよいやも。
彼女の方がよく知ってるというオチでね。

いつかあそこで、
「こんにちわ〜!」
とウェルカムされたときに
「やあ、こんにちわ!」
と民主党の下院議員候補(弁護士)のような
スマイルでレスポンスできればなあ、
とそればかり夢見ています。
シャイな僕には、一生できそうにない。

スタパさんのスタバ話に触発されてみました、
というお話。
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2008年12月13日

N-03A

はいケータイ換えましたよ。
不承不承ながらDoCoMoのN-03Aにしました。
アプリコット・オレンジ。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/42590.html

いやもう、
iPhoneが欲しいんですよ!
でもね!
MNPや増機は敷居が高いの!
MNPはファミリーなものが主回線副回線入れ替えとか
請求先あるいは名義変更とか
12年使ってるのにそれはどうよとか後述しますが
すぐDoCoMoからiPhone出たらめっさくさ悔しいやんとか、
増機はもう、やっぱり贅沢ですし、
結局2個持つんだったら使い勝手悪いしね!
まあ、
来年の7月ぐらいに、
そうちょうどiPhone3G・1周年で2代目が出る頃には、
DoCoMoにも供給されると読んだ!
だってさ、
日本で売れてないんですよ、あれ。
20万とかそんなもん。
本国で発売からの3ヶ月(四半期)でどれだけ売れたかご存知です?
240万台。
ワールドワイドで480万台強。
むっちゃくっちゃ売れてないんですよ日本だけ。
もちろんApple的にはNokiaのように
売れなければ止め、というわけにはいかない。
日本はMacもiPodもiTSもちゃんと成立する重要な市場ですから。
で、これDoCoMoに出してさえいれば
シェア比普通に当てはめて55万台とかは出てたわけで、
そりゃ全然違いますよ貴方。
しかし1年間は孫さんが秘蔵の漢方増毛剤とかを
スティーブに賄してガマンさせた……
と読んだ!
だからショートリリーフ!
ショートリリーフなんだから軽快な小型機で……
んー……
やっぱり安い機種は安物くさいですのう……
いや、ショートリリーフだからそこはガマンせよガマンせよ
ガマンすんねんやったら903で頑張れ
いやもう話し中にサイクロイドガタガタするのまっぴらごめん。
光ってるかどうか皆目わからん着信ランプももうごめん。
あのマダガスカルウミガメみたいな分厚さももうごめん。
買う! もう買う!
多少完全に納得いってなくても買ってしまう!
おねいさ〜〜〜〜ん!

……という葛藤を経て。
ガマンすべきだったのか、いやガマンはできなかった、
他に方法はなかったのか、いや相当考えたけど無い。
SBMのスパボ一括狙いとかも
電話転送させるとか面倒だし……
まだ言ってる。

ポイントと長期契約割引で合わせて
37000円ぐらいになったんですけど、
(もちろん12回分割です)
正直今この機種に37000円は高いです。
家電製品をメーカー希望小売価格で買ったような
ものすごい残念感がある。
出せて19800やね……
もちろんひとつ型落ちとかも無心になって検討してみたのですが、
そんなに下がらん。
あっ、もちろんね、バリューコースになりますから、
今までより基本料の方が下がります。
その分換算しますと、
たとえば2年で僕の場合は25000円ぐらい?
安くなるわけでして、
そう考えると、2年使って12000円の機種、
と言えなくもない。
これからの2年で支払う総金額は、
それぐらいプラスだから。
まあそれなら、まあ、今までと比べると、そんなもんかなぁ、
という感じではあるようなないようなないようなあるような……

ややこしい!

領収書とかローンの契約書とかいっぱいもらったんですけど、
よくわかんないんですどこでどうなってるのか。
ポイントをどこにつかって、どんな割引がどうなるのか。
とにかくわかったのはこれから
3570円を11回払うってことだけで。
これはどうも日本だけではないそうで、
各国とも2年縛り等々で契約ぐっちょぐちょで、
民衆は辟易してるようです。
なんとかして欲しいもんですのう。

その他お姉さんがすごい怖い顔をして
(すごい怖い顔のお姉さんというわけではないです)

「インターネットはご覧になりますか!」
「いえあんまり」
「ご利用状況を調べさせて頂いてもよろしいですか!」
「は、はい」
「……あまりお使いになってないようなので、
 特に今オススメはしませんが、
 ネットをご覧になります場合は
 『必ず』
 パケホーダイ・ダブルなどにご加入くださいッ!」
「は、はあ、そんなに今パケット代ってかかるものなのですか」
「はい。着うたフルなどですと1曲ダウンロードしまして
 8000円以上」
「そんなに!」
「しかも今通信速度が速いですので、
 あっという間にダウンロードできてしまいます」
「恐ろしや……」
「ですからネットをご利用の際はよくよくご注意の上、
 お使いください」
「わ、わかりました」

と、脅されました。
最近はえらいことになってるんですな。
そりゃそうなると親は子どもに持たせる時
怖いから契約しちゃいますよね、パケット。
そうすると逆に、せっかく上限あるんだから、
と使いまくっちゃいますよねぇ。
まあ、なんか、
すごい世界です。

かなり不承不承の買いもので、
このオレンジも同機種のマカロンピンクのように
マット仕上げだったらよかったのに……
とか思うのですが、
まあ端末そのものは堅実で嫌味のない、
NECらしいスタンダードさで気には入ってます。
Nは以前2台使ってますが、
相変わらず機能の設定がどこにあるか
異常にわかりにくい。
どっかにはあるんですよ。
どっかにはあるんですけど、
いつもどこだったか忘れさせられてしまう。
なんだろ、SHだとそんなことないんですけどね。
言葉の使い方かな?
たぶんね、昔から人気があったから、
昔の操作系を引きずりっぱなしで、
そこに機能増えて増改築してるから、
論理性や一貫性が破綻してるんだと思う。
「一太郎」とかそうなんですよ、
ちょっと前にちょっと使ったんですけど、
なんというかそのキメラで、
Word的なものとDOSの「ワープロ」だった頃からの
操作系とか混ざり合ってて、
ファンクションキーでセーブとかまだあって、
それが画面の下に出てるんです。
これがかなり気持ち悪い。
画面表示でもこのご時世に
半角カナが平気で使われてたりして、
(ATOKからはもうだいぶ除去されてますが)
これでは新規の顧客は取りにくい、
と思わさせられます。
もちろん継続性も非常に重要ではあると思うのですが……
難しいですね。
入り口がたくさんあれば便利か、
っていうとそんなことなくて、
出口も同じだけ用意しなきゃならないんです。
入ったところと別の出口に出ると、混乱するから。
まあほいでも、
薄いし重すぎないし(軽いとまでは言えない)
明るいオレンジ見てると元気も湧くし、
換えて良かった、です。

なんだろうこのモヤモヤわー!
これが以前のように12000円でポンと買えれば、
きっとこんなにモヤモヤしてないのに〜〜〜!

えっ。
痛電化ですか。
それはちょっと考える……

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2008年12月12日

ムック「NumberPLUS 完全保存版 野茂英雄」 文藝春秋



引退を知った時にも書きましたが
野茂英雄は偉大な投手です。
「エース」の称号が、
チームに最多の勝ちをもたらす者に与えられるとするなら、
4年連続最多勝はもちろん空前おそらく絶後、
金田、稲尾、杉下、米田、村山、江夏、山田、
あるいは桑田に工藤に松坂。
名投手数あれど、これやったのこの人だけ、
というのが「勝ち続ける」ということの困難さを物語ります。

幼き頃、行楽帰りの父の車のラジオから流れる
「江夏の21球」
のドラマをリアルタイムで聞きまして
無死満塁から1点も獲れないのかと。
「ああこんな情けない球団は
 僕が応援してあげるしかない」
と思って以来の近鉄ファン、
もちろん88年10.19はアベロクさんの
「ディス・イズ・プロ野球〜〜〜〜〜〜!」
に震え上がったものでした。
その翌年これがまたあなた例の
日本シリーズ3連勝から4連敗、
これがまた近鉄らしい。
ご存知の通りかの球団はそれまでたった一度たりとても
「日本一」
の経験のない唯一の球団でして、
ここまで来てあと1勝、
それが勝てないかと。
そこへ華々しく現れたのが新日鉄堺および
ソウル五輪のエース、
野茂英雄。
8球団の競合から、
前年最も成績のよかった仰木監督が
最後のクジを引くというか取りましてね。
(ちなみに日本シリーズを戦った巨人が指名したのは
 大森剛。のち近鉄。
 今は巨人スカウトとして坂本を見つけてきたりと
 辣腕をふるい「超・大器晩成」などと言われます)
それが文字通り「残り福」。
阿波野、小野、高柳、加藤哲そして抑えの吉井に加えて
こんな凄い選手が来てくれるのかと。
これはもう日本一やと。
もうキャンプから目は釘付けですよ
なんですかあの見たこともない投球フォームは。
しかしそれは一目見ただけで
練り込まれた彼の「ナチュラル」だと理解できた。
あの大きなお尻が巌のように安定しててね。
決して目くらましではない。
その実力はシーズンが始まるやすぐ明らかになりまして、
初勝利が日本タイ記録17奪三振なんですよね。
もう毎試合、ABC・MBS始め関西局が流してくれる
近鉄・野茂登板試合
が楽しみでしょうがありませんでした。
いや、一球一球が、
楽しみなんです。
ストレートとフォークしかない。
だからド素人でも、
「次の球はストレートかな、フォークかな!」
と楽しめるわけです。
打者を追い込む、ここは消えるフォークに違いない、
振りかぶる、投げる、
剛球が真ん中高めへズドン!
呆然と見送るバッター、
狂ったようにストライクコールを叫ぶ球審、
キャッチャー山下が得たりとばかり
ボールを放り投げてチェンジ。
そして花道を去る歌舞伎役者のように
堂々とマウンドを降りる野茂。
まさに一場のドラマでした。

そんな薄い野球好きの僕が呆然としたのが、
彼がモヤモヤと揉めてメジャーへ挑戦すると
決まった時の、「中央」の反応です。
このムックにもありますが
いやそれはもう悲観的、冷笑的、自虐的、
「通用するはずがない」
のオンパレードでしたとも。
なにを言うんだと。
もう一度言いますがプロ野球史上他に誰もやってない
4年連続最多勝投手、
NPBが生んだ最高の投手の一人と言っていい。
その彼が通用しないのであるならば、
それはもう誰も通用しない、
つまりNPBはメジャーより遥か格下のリーグであると。
そんなことをね、
もし事実がそうであったとしても、
関係するものが言っていいものでしょうか。
それがあなた。
95年のあの大活躍ですよ。
新人王奪三振王そしてオールスターで先発。
「胸がすく」
とはこのことでして、
こんな巨大なストーリーを前に
えらく卑小な感想で申し訳ないですが、
「あっ、都にいる人は田舎のことを何も見てない」
と思いました。
もちろん今でもそうです。
当時より状況はさらにひどい。

山あり谷ありの野球人生でしたが、
誰もがその闘いに敬意を持たざるを得ない、
そんなヒストリーでした。
超高額長期契約もない、
どこかの球団の顔として手厚く護られたわけでもない、
優勝すら、たった地区優勝1回です。
セレブでもなんでもなくオフはとんねるずの番組で
全身タイツ着て「モジ茂」をやり、
涙と花束とスポットライトと歌手のライブと名セリフに
彩られた引退セレモニーすらなく、
引退の言葉は
「悔いは、ある」。
それでも「ヒデオ・ノモ」の名を出せば、
あのバリー・ボンズが思いの丈をしゃべりまくり、
北京五輪キューバ代表チームが、
あれから20年も経っているのに
「ノモはいるのか」
と震え上がる。
これを男と言わずしてなんと言いますか。

サムライはいますよ、そこらじゅうに。
ちゃんと見てないだけです。

デビューイヤー90年はちょうど僕が大学生になった年でして、
まあ大学は生ぬるぬるぬるぬるぬるとは言え一応、
「子ども」であることを止めなければなりません。
これからどないしたらええもんやろう、
と思い悩んでいた若者にとって、
あの、全ての邪心や邪念を振り払うかのような、
渾身のトルネードは、
勇気をもらうとかそんな生やさしいものではなくて、
なんというか、
自分自身でした。
渾身の力を振り絞ってストレートを投げ込めば、
きっとだいじょうぶだと。

実は世の中厳しくて、そんなこと全然なかったんですが(笑)
まあでも、今でも僕は、
あんな真っ直ぐが投げたくて、
いつも心はトルネードです。

君のこころに、竜巻は巻いているか。
君のこころに、英雄は、いるか。

posted by ながたさん at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) |