2009年01月03日

たくさん働くべし

年末の話ですが、
鉄心さんのゼミ忘年会におよばれしました。
彼は今年で大学を移るので、岐阜では最後になります。
もう立派な社会人のゼミ一期生までもが勢揃い。
生徒達は杯と日本酒入れをプレゼントとして贈る。
箱にはマジックで「生涯石渡研」の文字。
それに並々といいお酒を注いでは鉄心さんに飲み干させる。
期ごとに次々に。
そして記念撮影。
それが延々と。
僕も少しだけお相伴。
いい光景でした。

自分より若い人が自分を慕ってくれる、
「せんせせんせ」
とキラキラした目で見てくれる、
それも一人二人ではなくたくさんの人が。
人間、「認められている」ということほど
生きる力が湧いてくるものはありません。
そういう経験はなかなか他の職業でできることではなく、
先生という職業は、
「基本的にいい商売」
だと思います。
まあその分制限が厳しくて義務も重いかもしれませんが、
それはどこの職業でも上の方になってくれば同じで、
例えばエエカゲンな商売と言えば
噺家さんなんかそうだと思うのですが
米朝師匠クラスになるとわずかなミスも許されない。
辛いの同じなら素敵なことのおっきい方がいいよねぇ。

お医者さんもそうですが、
「これは辛そう」というのを
社会全体で避ける傾向があります。
でも、辛い裏にはたいてい辛いだけの意味があって、
意味が大きい場合、やっぱりリターンも大きい。
コストを掛けねば、リスクを負わねば、
基本的にでかいリターンなんか無いんです。
そんなうまい話はない。
あったらみんなやってる。
しんどい先にあることを、
できるだけしんどくなくやろうとする、
というのはいいと思うのですが、
しんどい先にあるからと回避してしまうと、
なにも起きない……
と、思います。
たくさん働くからたくさん手に入る。
人間がサルだった頃から当たり前の事実のはずなのに、
そうではなくなってる、ように見える、
のが昨今の問題点ですな。
実はそうではなくて、
今もちゃんと、
たくさん働く(動く)と、
たくさん手に入るんですよ。

その「あたりまえ」がちゃんと成立し、
また信じられている教室でのお鍋は、
3時過ぎまで続きました。
僕は途中で寝ました。

翌日は「更科」へ。
もうしばらく来る機会も無いかと思うと
名物冷やしたぬきの「ダブルで2・2」
を頼んでしまいました。
つまりそばも揚げ玉も油揚げも全部2倍。
あっぷあっぷ。
丁寧に作られたジャンクフードほど胸焼けのするものはありません。

最後に一句、梶井基次郎先生風に。

『更科』の揚げ玉には麻薬が入ってゐる!

posted by ながたさん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき
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